どうも、音無です。
「アフィリエイトを始めたいけど、一体どのジャンルを選べばいいんだろう…」
このように悩まれる初心者の方は少なくありません。
私もそうでしたが、全くアフィリエイトの経験がない初心者だと、どのジャンルを選んで収益化を目指せばいいのかを悩んでしまうものです。
例えば、全く需要のないジャンルを選ぶと大きく稼げませんし、かと言って需要の高いジャンルを選んでも競合が多すぎ、こちらも大きく稼ぐことは期待できず。
その結果、アフィリエイト自体を辞めてしまう人も。
ちなみに、私が初めて挑戦したジャンルは2年間運営したのですが、実力不足とコンサル任せに選んだジャンルでもあったため、1万円も稼ぐことができずに閉鎖しました。
つまり、アフィリエイトで稼ぐ上でジャンル選びはとても重要です。
そこで今回、アフィリエイトの初心者によるジャンル選びのポイントをご紹介します。
アフィリエイトの初心者が押さえるジャンル選びのポイント

アフィリエイトの初心者の方がジャンルを選ぶ際、事前に理解しておくべきポイントがあります。
具体的には以下の4つです。
- 興味を持っているジャンルか
- 市場で需要のあるジャンルか
- 競合の少ないジャンルか
- 継続してコンテンツを提供できるか
収益化を目指すために初めて選ぶジャンルとして、上記のポイントはとても重要です。
例えば、私が初めて取り組んだジャンルは教えられるまで知りもしなかった分野で、一定の需要はあるものの、全く興味がなく継続して記事を執筆することができませんでした。
この他、当時コンサル依頼をしていた人の指導方法にも問題があったことが関係し、2年サイトを運営するも1万円も稼げず閉鎖した次第です。
その後、独学でアフィリエイトの基礎知識を身につけ、現在では選んだジャンルで安定した収益を得ることができるようになっています。
そこで、初心者のあなたがアフィリエイトで稼ぐことができるように、押さえておきたいジャンル選びのポイントを以下でご紹介します。
興味を持っているジャンルか
アフィリエイトは、ブログやサイトを通して商品やサービスをユーザーに紹介し、その商品やサービスをユーザーに購入してもらうことで報酬を得るビジネスモデルです。
このとき、あなたが興味を持っているジャンルであれば、そのジャンルに関する情報を調べることや商品を紹介することはそれほど苦ではないはず。
何より、あなたがそのジャンルに関する知識や経験を持っていれば、コンテンツを提供する上でも有利になります。
それに比べ、大きく稼げるとの理由で知識がなく興味もないジャンルを選んでしまうと、情報を調べることや継続したコンテンツの提供をすることに苦痛を感じ、最悪の場合は挫折してアフィリエイト自体を辞めてしまうことにつながりかねません。
つまり、アフィリエイトの挫折を防ぐためにも、初心者は興味を持っている、あるいは経験あるジャンルを選び取り組むことが大切です。
市場で需要のあるジャンルか
初心者の人に限らず、アフィリエイトで収益を上げるためには、市場で需要のある商品やサービスを紹介できるジャンルを選ぶことが重要です。
需要の高いジャンルであれば、紹介する商品やサービスが多くなり、より多くの収益を見込めます。
しかし、どれだけあなたが興味を持っていたとしても、需要のないジャンルであれば収益を上げることが難しいと言わざるを得ません。
単純な理由で、需要のないジャンルは紹介できる商品やサービスが少なく、また、月の検索数自体が少ないので、アクセスを集めることができないからです。
そのため、取り組むジャンルを選ぶ際には市場調査を行い、あなたが紹介する商品やサービスに需要があるかどうかを確認する必要があります。
競合の少ないジャンルか
アフィリエイトで収益を上げるには、商品やサービスを紹介できる需要の高いジャンルを選ぶことが重要です。
しかし、あまりにも需要が高すぎるジャンルは競合ひしめく激戦ジャンルであるため、アフィリエイトの初心者が参入するべきではありません。
需要の高いジャンルは大きく稼げるとすでに知られているため、古参アフィリエイターや企業などが常にシェアの奪い合いをしており、後発組の初心者が今更参入しても上位表示を狙うことができないからです。
そのため、競合の少ないジャンルを選ぶことがベスト。
あるいは、需要の高いジャンルから特定の分野に絞って取り組むのもおすすめです。
例えば、「英会話」のジャンルはものすごく需要が高く、英会話教室の企業サイトや権威ある企業サイトで独占されているため、初心者が参入しても上位表示はほぼ見込めません。
しかし、英会話に属する「こども英会話」や「ビジネス英会話」のように、特定の分野まで絞ると、需要がありながらも競合を減らすことができるので、上位表示を狙うことができるようになります。
ただし、あまりに絞りすぎるとニッチすぎとなり、需要は一気に低くなるため注意が必要です。
一例を挙げると、英会話のジャンルはものすごく需要は高いのですが、「70代からの英会話」のように絞りすぎると、反対に需要が一気に低下して収益を上げることができません。
なぜなら、70代から英会話を始めようと考える人がほぼいないからです。
こうしたことを防ぐために、選ぶジャンルのキーワードの検索ボリュームは常に調べてから取り組むことが重要です。
なお、検索キーワードの種類の調べ方は「ラッコキーワード」で、検索ボリュームは「aramakijyake.jp(アラマキジャケ)」のサイトで手軽に調べることができます。

継続してコンテンツを提供できるか
アフィリエイト初心者の方が最後に確認しておきたいことは、「選んだジャンルで継続してコンテンツを提供できるのか」ということです。
アフィリエイトを始める以上、最終的には「収益化」を目指さなければいけません。
しかし、継続してコンテンツを提供し続けることができなければ、当然ながらアクセス数を増やすことや収益を上げることは難しいです。
実のところ、興味を持っていたり経験あるジャンルで取り組んでも、わずかな期間で挫折してしまう初心者の人は少なくありません。
挫折する理由の多くは、「アクセスが集まらない…」や「全然稼げない…」といったことです。
なお、アフィリエイトで収益化までに至るには、ベテランアフィリエイターが取り組んだとしても、約半年~1年は継続してコンテンツを提供し続ける必要があります。
なぜなら、新規で開設されたサイトは半年~1年ほど継続して良質なコンテンツを提供しないと、GoogleやYahoo!などから認識してもらえないからです。
そのため、1週間に1~2記事でもいいので、半年~1年は継続してコンテンツを提供できる心構えとジャンルを選ぶことが重要です。
アフィリエイトの初心者が始めに参入するべきではないジャンル

上述では、アフィリエイトの初心者が押さえておきたいジャンル選びのポイントをご紹介しました。
このとき、アフィリエイトの初心者が参入するべきではないジャンルもあります。
具体的には以下の3つです。
- 医療・健康系ジャンル
- 競合ひしめくジャンル
- 異性に向けたジャンル
それぞれについて、詳しくご説明をしていきます。
医療・健康系ジャンル
まず、最初に注意するべきことは、初心者が医療や健康系ジャンルでアフィリエイトを始めないことです。
実は、2017年12月に医療や健康に関連する情報のアルゴリズムが更新され、日本国内においては信頼性の高い人が書いた記事を除き除外されるアップデートが起こりました。
「健康アップデート」と呼ばれるアルゴリズムの更新が実施されたわけですが、この影響で個人のアフィリエイトサイトはもちろんのこと、中小企業が発信する医療・健康系のブログもGoogleの検索結果から排除される結果となっています。
例えば、一時期アフィリエイトで稼げるジャンルとして人気を集めた「青汁」は、現在「青汁 おすすめ」や「青汁 ランキング」で検索しても、個人が書いたアフィリエイトサイトはほぼ表示されていません。
検索結果で表示されているのは、AmazonやYahoo!ショッピングに楽天、あるいは有名な医療系クリニックのサイトがほとんどです。
こうした健康アップデートが実施された背景には、かつて大手企業の一つがまとめた医療系のサイトにおいて、でたらめの記事ばかりを発信して炎上したからだといわれています。
そのため、医療や健康系に関するジャンルで記事を書いても、あなたが医療及び健康の分野において権威のある人物でもない限りは、高確率でアクセスを集めることできないので取り組まない方が無難です。
競合ひしめくジャンル
すでに「競合が少ないジャンルか」の項目で大半をご紹介しましたが、アフィリエイトの初心者は競合ひしめくジャンルを選ぶのは避けるべきです。
例えば、市場で需要が高く稼げるジャンルとして知られているクレジットカード、ウォーターサーバー、脱毛などは、企業サイトや古参アフィリエイターのサイトで上位が独占されています。
そのため、仮に需要の高い激戦ジャンルのクレジットカードを選ぶにしても、「クレジットカード 学生」「クレジットカード 20代 女性」「クレジットカード デビットカード」など、特定の人へ向けた分野まで絞り、取り組むことが重要です。
異性に向けたジャンル
アフィリエイトの初心者の場合、異性に向けたジャンルを最初に選ぶのは避けた方が無難です。
例えば、男性が「ナイトブラ」のジャンルで取り組んでも、どのような効果を期待できるのか、女性に向けて情報発信することは難しいと言わざるを得ません。
また、女性が男性向けの「精力剤」のジャンルを選んでも、女性と男性とでは期待できる効果が異なるため、これも正確な情報を発信することは困難です。
もちろん、中には異性に向けたジャンルであっても、正確な情報を発信できるものもあります。
しかし、アフィリエイトを始めたばかりの初心者の方は、知識や経験がまだ確立していないので、「読み手の心を刺激する文章」を書くことはとても難しいのが実情です。
そのため、あなたが男性なのであれば男性へ向けたジャンルを、女性であれば女性へ向けたジャンルを選ぶと、実際の経験に基づいた記事を執筆でき、信頼を得ることができるようになります。
アフィリエイトするジャンルが決まらない初心者が考えるべき選び方

ここまで、アフィリエイトの初心者が押さえておきたいジャンル選びのポイントや、注意点をご紹介しました。
しかし、「やっぱりどのジャンルで始めるべきか決まらない…」と悩まれているかもしれません。
このときは、以下の3つを意識してジャンルを選んでみてください。
経験あるジャンルで取り組む
「興味を持っているジャンルか」の項目でご紹介したことに似ていますが、「あなたの経験あるジャンル」で取り組むのはおすすめです。
例えば、釣りが趣味であったり以前に経験しているのであれば、その経験を活かして有益な情報や商品を提供できる記事を執筆することができます。
全く経験も知識もないジャンルを選ぶよりは、質の高いコンテンツを提供しやすいので、アクセスアップと収益化につなげることができます。
このように、アフィリエイトするジャンルが決まらない場合は、あなたが経験しているジャンルから選ぶことがベストです。
雑記ブログでアフィリエイトの経験を積む
アフィリエイトするジャンルを決めることができない場合、無理に1つを選ぼうとせず雑記ブログで始めるのも一つの選択肢です。
雑記ブログで始めるメリットは、1つのジャンルに絞る必要がないことです。
例えば、「釣り」「ゴルフ」「野球」など、1つのサイトで3つ、もしくはそれ以上のジャンルで取り組むことができます。
つまり、雑記ブログであれば、あなたの好きな内容のコンテンツで固めて情報発信ができるわけです。
ただし、あまりにもジャンルを増やしすぎるとすべて中途半端な構成となってしまうので、多くても3つに絞り徐々に増やしていくことをおすすめします。
時代のニーズに合ったジャンルを選ぶ
アフィリエイトするジャンルを選ぶことができないときは、国内で起きているニュースに目を向けてみるのもおすすめです。
例えば、過去には「仮想通貨」や「タピオカ」が流行った時期や、退職の手続きを代行してくれる「退職代行サービス」がニュースで取り上げられていました。
このとき、アフィリエイトでは「仮想通貨」「タピオカ」「退職代行」のジャンルの需要がとても高くなり、参入して大きく稼ぐことのできた人がたくさんいたとのこと。
つまり、ジャンルが決まらないアフィリエイトの初心者の方は、時代に合ったニーズからジャンルを選ぶと、アクセスアップと収益化を期待することができます。
なお、もう少し内容を深く掘り下げると、世界的に問題となった「新型コロナウイルス」においても、意外にも大きく稼ぐことのできたアフィリエイターは多かったです。
世界的なコロナウイルスの流行後、日本においても生活環境が一変しました。
具体的には、「外食や旅行を控えるようになった」「バイト先を失った学生がたくさん増えた」「自宅に引きこもる人が増えた」など、その他にも生活環境は大きく変わったかと思われます。
そうした中、こうした生活環境の変化に目をつけ、上記のような人たちの悩みを解決できるジャンルを選び、情報や商品を提供するアフィリエイターもいたわけです。
「自宅で楽しむ観光地の食品サイト」「学生向けのバイト情報サイト」「ドラマ・映画専門サイト」などですね。
このように、時代に合ったニーズを参考にジャンルを選ぶのも一つの方法だといえます。
アフィリエイトの初心者によるジャンル選びのポイントまとめ
今回、アフィリエイトの初心者によるジャンル選びのポイントをご紹介しました。
ジャンル選びは意外と難しく、もし需要がなかったり興味が薄れると、継続して良質なコンテンツを提供できずに収益を上げることもできません。
その結果、挫折してアフィリエイトを辞めてしまう初心者も多いのが実情です。
そのため、取り組むジャンルに悩んでいるのであれば、本記事を参考に挑戦してみてください。
それでは、今回はこれで以上です。
