「何回申請をしてもGoogleアドセンスの審査に合格しない…」
X（Twitter）でブログ初心者のツイートを見ていると、こうした悩みを抱える人が意外と多いように感じました。
アフィリエイトを始めたブログ初心者が手っ取り早く収益化を目指すのであれば、Googleアドセンスが最もハードルが低いと言われています。
確かに、アドセンス広告をブログに掲載すると、読者に適した広告を自動で表示してくれるので、早い段階で収益を得ることもできるでしょう。
なお、ブログにアドセンス広告を掲載するには、Googleアドセンスの審査に合格しなければいけません。
しかし、この審査に合格しなくて困っている人が増えてきているのです。
そこで今回は、Googleアドセンス審査に合格するためのブログ戦略を紹介します。
Googleアドセンスについて
まず、Googleアドセンスについて簡単に解説します。
Googleアドセンスとは、Googleが提供する広告配信サービスのことです。
自分のブログやサイトに広告を掲載し、その広告がクリックされたり表示されたりすることで収益を得ることができる仕組みです。
なお、Googleアドセンスはブログに訪れるユーザーに対して、関連性の高い広告を自動表示してくれます。
これにより、ユーザーが興味を持っている広告を目にすることになり、広告がクリックされるとブログ運営者に収益が入ります。
Googleアドセンスは、報酬が発生する条件がアフィリエイトと比べてやさしいのが魅力です。
そのため、手軽に収益を得る手段として初心者の方から人気があります。
Googleアドセンス審査の合格に向け押さえるブログ作りのポイント
Googleアドセンスの審査を合格するためには、ユーザーにとって安心できるブログである必要があります。
ただし、Googleアドセンスの審査基準は公表されていないため、実際には他もチェックしているでしょう。
なお、私の経験では以下のポイントを押さえて申請すると、アドセンス審査の合格が期待できると言えます。
- 独自ドメインでブログを運営する
- 運営者情報・プロフィールを載せる
- お問い合わせフォームの設置
- プライバシーポリシーを掲載
- 独自性のある記事を書く
- 5記事は投稿する
- カテゴリーを分けて記事数と投稿日を表示する
- アフィリエイト広告の掲載は避ける
詳しくは以下で説明していきます。
独自ドメインでブログを運営する
すでに申請経験のある方は問題ないでしょうが、Googleアドセンスで収益を得たい場合は独自ドメインでブログを運営する必要があります。
例えば、無料ブログで数記事書いて申請すれば、簡単にアドセンス審査に合格できた時代もありました。
しかし、近年のGoogleアドセンス審査は、以前よりも審査基準が厳しくなっています。
現在は無料ブログでアドセンス申請ができなくなっており、審査を受けることができないのです。
そのため、Googleアドセンスの審査に合格するためには、独自ドメインを取得してブログを開設し、申請しなければいけません。
運営者情報・プロフィールを載せる
ブログの運営者が誰なのかを明確にするために、あなたの情報やプロフィールを簡単に載せておくことがベストです。
もし、運営者の情報がなければ読者に怪しまれる可能性があり、記事の信憑性も欠けてしまうことにつながります。
なお、Googleは「誰がブログを運営しているのか？」を審査対象としている可能性も否定できないため、運営者情報は掲載しておくことがおすすめです。
例えば、誰が書いたか不明な記事を信頼するのは抵抗もあるでしょう。
しかも無責任な記事ならなおさらです。
それに比べ、運営者の情報がしっかり掲載されていれば、信頼性を高めることもできます。
もちろん、実名で情報公開をする必要はありません。
イラスト付きのペンネームでも良いので、簡単な自己紹介を掲載すれば良いでしょう。
当ブログは簡単な運営者情報しか掲載していませんが、問題なくアドセンス審査に合格しました。
お問い合わせフォームの設置
ブログを運営する以上は、お問い合わせフォームの設置はしておくべきです。
連絡手段のないブログは信頼性に欠ける傾向にあります。
連絡手段のあるブログは読者が簡単に連絡を取れるため、そのまま信頼性を高めることへつながるのです。
なお、連絡手段はSNSでも問題はないのですが、SNSアカウントを持っていない人も少なからずいるため、専用のメールアドレスを取得して設置する方が良いでしょう。
プライバシーポリシーを掲載
Googleアドセンス審査の申請をする際、あなたのアフィリエイトブログにプライバシーポリシーを掲載しておかなければいけません。
プライバシーポリシーについては、「Google AdSenseヘルプ 必須コンテンツ」でも情報を掲載しています。
どのようなプライバシーポリシーを記載するべきかも情報を公開しているので、内容に沿って作成すると良いでしょう。
なお、有料テーマを購入している場合は、最初からテンプレートが用意されていたり公開されたりします。
そのため、有料テーマを使用している場合は、WordPress管理画面の固定ページ一覧を確認してみてください。
独自性のある記事を書く
発信するブログ記事は、独自性があるとアドセンス審査に合格しやすい傾向にあります。
具体的には、実際にあなたが経験したことを交えた記事を書くことができれば、審査の合格率を高めることができます。
例えば、私が初めてアドセンス審査に合格したブログでは、実際に体験したゲームの記事を書いて投稿しました。
自ら体験をしたことは信憑性が高いと言えるので、それをもとに記事を書くと審査の合格も期待できるでしょう。
5記事は投稿する
Googleアドセンス審査では、記事数が5記事ほどあれば申請して問題ありません。
実際のところ、ブログの記事数については明確な基準が公表されていないため、仮に1記事でも申請自体は可能です。
ただし、流石に1記事では審査に合格する確証がないので、少なくとも5記事は書いてから申請する方が良いでしょう。
なお、私が初めてGoogleアドセンス審査に合格したブログは5記事で申請し、約1週間ほどで審査に合格したメールが届きました。
SNS上では「4記事でアドセンス審査に合格！」と発信している人もいたので、ブログの記事数は5記事もあれば問題ないはずです。
カテゴリーを分けて記事数と投稿日を表示する
記事を投稿するとき、「どのようなテーマで記事を書いているのか？」を読者が理解しやすいように、カテゴリーを分けておくことがベストです。
例えば、書く記事のテーマが異なるにもかかわらず、全て同一のカテゴリーでまとめられていると、読む側に立ったとき分かりにくくないでしょうか。
一例を挙げると、本来は映画、電子書籍、旅行とカテゴリー分けできるにもかかわず、全て同一の「未分類」となっているケースです。
10記事未満であればさほど影響はありませんが、30記事、50記事、100記事もありながら、同じカテゴリーで全てまとめられていると、読みたいテーマの記事を見つけるのは困難です。
そのため、記事数が10記事以上あってカテゴリー分けできる場合は、読者が記事のテーマを簡単に把握できるようにカテゴリーを分けておくことをおすすめします。
なお、投稿した記事数と投稿日も表示させておきましょう。
読者が視覚的に記事数と情報の新しさを確認できるため、ユーザーファーストにつながります。
アフィリエイト広告の掲載は避ける
Googleアドセンス審査の申請をするとき、アフィリエイト広告の掲載は可能な限り避けた方が無難です。
もちろん、アフィリエイト広告がブログ内に掲載されていても、審査に合格しないわけではありません。
Googleもアドセンス申請時のアフィリエイト広告掲載について規制はしていませんし、掲載していても審査に合格した人はたくさんいます。
事実、当ブログはアフィリエイト広告を掲載している状態で申請しましたが、問題なく合格しています。
ただし、少ない記事数で申請する場合は悪目立ちしてしまう傾向にあるので、アドセンス審査時は掲載しない方が良いでしょう。
なお、審査に合格すればアフィリエイト広告を掲載しても問題ありません。
Googleアドセンス審査に落ちたときの対処法
前述では、Googleアドセンス審査の合格に向けて、ブログで押さえるポイントを紹介しました。
しかし、近年はアドセンス審査の通過が厳しくなっており、何回申請しても合格しない人が増えてきています。
そうした中で、ここまで紹介したことを参考に申請しても、Googleアドセンス審査に落ちてしまうこともあるかもしれません。
そのときは、以下の3つを意識して対処してみてください。
- 投稿記事をリライトする
- ポリシー違反の確認をする
- 再申請には時間を空ける
投稿記事をリライトする
Googleアドセンス審査に落ちた場合、申請時に投稿していた記事のリライトから始めます。
例えば、記事を読み返すと文章がわかりにくかったり、若干内容が薄いなどに気が付くことがあるかもしれません。
記事を書いていくと文章能力が向上するので、最初に書いた記事の質が低いことに気が付くことが意外とあります。
そのため、投稿記事を見直してコンテンツの質を高めることも大切です。
なお、文章だけの記事となっている場合は、定期的に画像を入れるとわかりやすいコンテンツに仕上げることができます。
現在は、著作権フリーの素材画像を扱うサイトがたくさんあるので、そうしたサイトを利用して画像を入れると、より1記事の質を高めることができるでしょう。
ポリシー違反の確認をする
アドセンスのポリシー違反に該当する記事が公開されている場合、原則Googleアドセンス審査は合格しません。
もちろん、余程厳しい表現で文章を書いていたり、無責任な記事を投稿していなければ、ポリシー違反に該当することもないでしょう。
しかし、稀にポリシー違反に該当するような文章が紛れ込んでいる可能性もあるため、一度確認をすることも大切です。
アドセンスポリシー違反に該当する内容としては、以下のようなものがあります。
- 性的な文章及び画像の掲載
- 暴力などの衝撃的なコンテンツ
- 爆発物・武器に関する内容
- 危険ドラッグに関するコンテンツ
- ギャンブルを促す内容
- 処方薬、医薬品の販売及び宣伝
極端にわかりやすい内容の違反は避けることができますが、気が付かずに違反してしまう人もいます。
例えば、「○○の内容は最悪だった」と書いてしまった場合、「悪態や罵り言葉」に該当してポリシー違反となっているかもしれません。
また、偶然女性の際どい水着姿が写った画像を掲載してしまうと、性的なコンテンツに該当してポリシー違反と判断されることも考えられます。
仮にポリシー違反に該当するか判断できない記事がある場合は、記事を非公開にして申請してみるなど工夫することも大切です。
なお、Googleアドセンスにおけるポリシーについては、「AdSense プログラム ポリシー」で確認できます。
再申請には時間を空ける
Googleアドセンス審査に落ちて再度申請をするとき、少なくとも1週間は開けた方が良いでしょう。
なぜなら、審査に落ちて間もない期間で再申請をしても、コンテンツの修正が完了していないと判断される可能性があるからです。
もちろん、時間を空けるだけで再申請をしても合格する見込みはほぼありません。
もし、審査に落ちてしまったのであれば、指摘事項はしっかり修正する必要があります。
ただし、修正したらすぐに申請するのではなく、新たな記事を書きつつ1週間を目途に再申請をして様子を見ることも大切です。
Googleアドセンス審査に合格するためのブログ戦略まとめ
今回は、Googleアドセンス審査に合格するためのブログ戦略について紹介しました。
アドセンス審査が厳しくなったこともあり、「何回申請しても落ちる…」と悩む初心者の方は少なくありません。
このとき、何を修正すればよいのかと悩む場合は、本記事を参考にブログ作りに励み、再度申請を試してみてください。
なお、最後にアドバイスを一つすると、「申請時の記事数は5～10記事以内」に抑えておくことです。
正直なところ、記事数が増えるにつれて何を修正するべきなのかが分かりづらくなります。
それに比べ、記事数が10記事以下であれば、まだ修正はしやすいので希望が持てるでしょう。
実際に、私は5記事でアドセンス審査の申請をして合格していますし、5記事未満で合格された初心者の方も意外と多いです。
そのため、1記事の質を高めた上で記事数は10記事以内に抑え、Googleアドセンス審査の申請をおすすめします。
