どうも、音無です。
アフィリエイトに取り組む人の中には、実名を公開してブログ運営をする人がいます。
アフィリエイトは、インターネット上で商品やサービスを紹介し、紹介から成約があった場合に報酬を受け取るビジネスモデルです。
このとき、運営者の名前もないブログは読者から警戒される傾向にあります。
その理由は、「運営者の名前が見当たらないけど、このブログは信頼できるのだろうか…」と不審に思うからです。
そのため、ブログへ訪れたユーザーの警戒心を解き、少しでも信頼を得ることができるように、あえて実名と顔写真も貼り付つけアフィリエイトに取り組む人もいます。
そうした中、「アフィリエイトは匿名では稼げない?」と疑問を持つ初心者の方も意外と多いです。
この疑問に対する結論をお伝えすると、実名ではなく匿名を公開してもさほど問題はありません。
ただし、どちらを選ぶべきかは、状況や目的によって異なります。
そこで今回は、アフィリエイトで実名を公開するか匿名で活動するべきかの問題についてご紹介します。
アフィリエイトは実名と匿名のどちらでも収益化は可能

冒頭でお伝えした通りで、アフィリエイトは実名と匿名のどちらで取り組んでも問題ありません。
どちらでも収益化はできるので、仮に匿名でも大きな収益を得ることはできます。
なお、「実名+顔写真」のあるブログの場合、確かに匿名よりも信頼を得られる可能性は高いとは思います。
しかし、アフィリエイトで重要なことは、ユーザーに有益な情報を提供することです。
ユーザーが求める様々な情報を提供することで、匿名であっても読者からの信頼度を高めることはできますし、結果としてサービスや商品を購入してもらうこともできます。
つまり、実名であることに越したことはありませんが、一番重要なことは、正確で信頼性の高い情報を読者に提供することです。
そのため、情報を求める読者に質の高いコンテンツを提供できるのであれば、匿名でアフィリエイトを行っても収益を上げることはできます。
アフィリエイトで実名と匿名で迷う場合の対処法

アフィリエイトは実名でも匿名でも稼ぐことはできますが、どうしても迷う場合は状況や目的に合わせて考えるもの一つの解決方法です。
詳しくは、以下でご紹介します。
専業でアフィリエイトをするなら実名と顔出しがベスト
まず、あなたが専業でアフィリエイトを始めたのであれば、「実名+顔出し」でブログを運営する方がベストです。
仮に匿名+イラストでも、質の高いコンテンツを読者へ提供できるのであれば問題ありませんが、実名と顔出しでブログを運営すると、読者に安心感と信頼感を与えることができます。
また、専門性の高い有益なコンテンツを発信することで、権威性も生まれやすくなります。
例えば、法人化している人や本を出版している有名なアフィリエイターの多くは、実名+顔出しでブログ運営をしていることが多いです。
コンテンツの専門性と質を追求するだけでなく、実名と顔出しをすることで読者に安心感と信頼感を与えることができ、権威性を高めることもできるからです。
専業でアフィリエイトに取り組む以上、読み手となる読者に信頼されなければいけません。
信頼を得ることができた結果、紹介しているサービスや商品を購入してもらうことができ、生活できるだけの利益を得ることができるようになります。
会社・周囲にバレたくないなら匿名とイラストで運営
あなたが、アフィリエイトに取り組んでいる事実を会社や周囲にバレたくないのであれば、「匿名+イラスト」でブログ運営をした方が無難です。
インターネットを通してブログ運営をすると、国内だけでなく世界に向けて情報を発信することになります。
例えば、あなたが運営するブログが人気を集めてGoogleからも評価されたとき、検索結果の上位に表示されやすくなるため、どうしても目立つようになるのです。
このとき、アフィリエイトに取り組んでいる事実を黙っていたとしても、実名+顔出しでブログを運営をしていると、会社や周囲にバレるリスクが高くなります。
実例を挙げると、副業禁止の会社に黙ってアフィリエイトをしていた事実がバレてしまい、本社に呼び出された人がいました。
会社にバレた理由が、実名+顔出しでブログ運営をしていたからです。
なお、本社では管理職の方からブログの更新を辞めるよう忠告を受けたそうですが、どうもアフィリエイトの方が本業よりも稼いでいたらしく、その方は結局退職して専業アフィリエイターに転身されました。
実際のところ、インターネットを通して情報発信をしている以上、頑張って探そうと思えばブログを見つけることはできます。
そのため、アフィリエイトに取り組んでいる事実を知られるリスクを抑えたい場合は、「匿名+イラスト」の方がベストです。
アフィリエイトの実名と匿名のメリット・デメリット

ここまでの内容を踏まえ、アフィリエイトは実名を公開するか、それとも匿名で活動するかのメリット・デメリットを以下でご紹介します。
実名でアフィリエイトをするメリット・デメリット
・あなたの存在をアピールできる
・安心感・信頼性が生まれやすい
・リピーターが付きやすい
・本人特定がされやすい
・大胆な表現をしにくい
・現実世界で影響する
実名でアフィリエイトをするメリットは、やはり読み手となるユーザーに安心感と信頼感を与えやすいことでしょうか。
このとき、専門性と質を追求した情報発信をすると、リピーターが付きやすくアクセスも集まりやすい傾向にあります。
また、ブログが有名になると企業からオファーが来ることもあるので、あなたの存在をアピールしたい場合は、「実名+顔出し」は大きなメリットになります。
ただし、極力身バレしたくない場合は「実名+顔出し」は避けた方が無難です。
前述でお伝えしたように、ブログ運営が会社にバレてしまうことも起きていますので、リスクは非常に高くなります。
この他、大胆な表現をするとSNSなどで炎上することもあり、現実世界で悪影響を及ぼす可能性もあります。
匿名でアフィリエイトをするメリット・デメリット
・身バレを抑えることができる
・ある程度大胆な表現ができる
・現実世界でほぼ影響が出ない
・実名より安心感・信頼性が薄い
・ブランドの構築が難しい
・あなたの存在を現実世界でアピールできない
匿名でアフィリエイトをするメリットは、身バレを抑えることができる点です。
身バレを抑えることができるからこそ、会社や周囲にアフィリエイトをしている事実を知られにくく、ある程度は大胆な表現で記事を書くこともできます。
つまり、匿名であれば、現実世界でほぼ影響を受けることはありません。
ただし、匿名は実名と比べ、読み手となる読者に安心感と信頼感を持ってもらうことが難しく、特に、サービスや商品を紹介する場合には、相応の努力が求められます。
また、自分自身がブランドとして認知されず、あなたの紹介記事やレビューと知った上で読まれることが少なくなる場合があります。
この他、どれだけあなたのブログが有名になっても、現実世界でその事実をアピールできないので、こうした点もデメリットになるかもしれません。
アフィリエイトは実名に近い匿名が無難

アフィリエイトを匿名で取り組みたい場合の話ですが、「実名に近い匿名」は意外とおすすめです。
例えば、仮にあなたが「スーパームーンちゃん」「ぽんぽんポン助」「冥界の主」などの匿名で国内向けのブログ運営をしたとして、「このブログの運営者は安心できる!」と最初から言い切れるでしょうか。
もちろん、専門性と質を追求したうえで継続的に情報発信を続けると、結果としては安心できる運営者だとは思われるでしょう。
しかし、初めてあなたのブログに訪れたユーザーが、「運営者:スーパームーンちゃん」では記事の説得性に欠けてしまいかねません。
単純な理由で、日本国内ではほぼ存在しない実名だからです。
可能性として、海外であればあり得るのかもしれませんが、少なくとも日本では受け入れられにくい実名であることは確かです。
なお、仮にあなたのブログが有名になったとして、企業から以下のようにオファーメールが届くのは少しつらいところではないでしょうか。
差出人: 株式会社○○
題名: 記事作成依頼のご相談
本文
突然のご連絡失礼致します。
私は株式会社○○の□□と申します。
今回、スーパームーンちゃん様のブログを拝見させていただきまして、弊社サイトの記事作成依頼をお願いしたいと思いご連絡させていただきました。
私も時折企業の方からメールをいただきますが、正直なところ、これではメールを書く方も届いて返信する方も、おそらく違和感を拭えません。
そのため、国内向けに情報発信をするのであれば、「佐藤」「鈴木」「山本」などの名字にしてみたり、「翔」「葵」「大和」のような名前で活動する方が無難です。
もちろん、フルネームで「佐藤 翔」などにしても問題ありません。
つまり、国内で実在しそうな実名に近い匿名で運営すると、読者に安心感と信頼感を与えやすいということです。
更に、イラストを付け加えると、より読者へ良い印象を与えることができます。
なお、イラストアイコンを自分で書けない場合は、「ココナラ」を利用すると、クオリティの高いイラストを制作してくれますので、興味のある場合は利用してみてください。
まとめ:アフィリエイトは実名でも匿名でもどちらでも問題ない
今回は、アフィリエイトで実名を公開するか匿名で活動するべきかの問題についてご紹介しました。
結果としては、読者の役に立つ、専門性と質を追求したコンテンツを発信できるのであれば、実名でも匿名でもどちらでアフィリエイトをしても問題ありません。
ただし、どちらもメリット・デメリットが存在するのも確かなので、本記事を参考に、あなたの状況や目的に合った方を選び活動してみてください。
それでは、今回はこれで以上です。
