どうも、音無です。
アフィリエイトに取り組む上で、稼ぎ方は結構たくさんあります。
例えば取り組むジャンル、SNSを活用して記事へ誘導、ペラサイトの量産などですね。
このとき、「複数サイトを運営した方がいい」「1サイトに集中して稼ぐべき」と、アフィリエイトの取り組み方に対する意見は少なくありません。
結論から言うと、アフィリエイトは複数サイト、1サイトのどちらで運営しても稼げますし、どちらかが間違っているとのこともないです。
ただ、複数サイトを運営する方が良い場合があるのは確かです。
ちなみに、私も複数サイトを運営しながらアフィリエイトに取り組んでいますよ。
そこで今回は、アフィリエイトで複数サイトを運営し稼ぐ利点と欠点について解説をしていきます。
複数サイトではなく1サイトだけでも稼ぐこと自体は可能

冒頭でもお伝えしましたが、複数サイトを運営しても、また1サイトへ集中して運営してもアフィリエイトにおいて稼ぐことはできます。
ただ、ジャンル選びや記事構成に問題があればどちらであっても稼げませんが…。
ですが、質の高い記事を発信し続ければ、1つのサイトや複数サイトのどちらであろうと稼ぐことはできますよ。
実際に、最初は1サイトでアフィリエイトを始めて数年運営し、大きくアクセスを集めて稼いでいた人もたくさんいます。
その後、視野を広げるために新たなサイトを作り運営する人も多いのですが、1サイトのみ継続して質の高い記事を書き続けて稼ぐ人がいるのも事実です。
つまり、正直なところどちらでも稼げるということですね。
アフィリエイトで複数サイトを運営し稼ぐ利点はわりと大きい

前述の通りで、アフィリエイトで複数サイト、1サイトのどちらで運営しても稼ぐことは可能です。
ただ、1サイトのみにこだわりすぎるより、複数サイトを運営して稼ぐ利点はわりと大きいですね。
もちろん理由があってのことですが、詳しくは以下でご説明していきます。
複数サイトの運営でGoogleアップデートのリスク分散につながる
まず、アフィリエイトに取り組む上で複数サイトを運営する利点ですが、Googleのコアアップデートによるリスク分散につながる点です。
Googleは定期的に、検索アルゴリズムの見直しを目的とした「コアアルゴリズムアップデート」を行うのですが、これによりサイトやブログの順位が大きく変動することがあります。
例えば、過去にはコンテンツの質が低いサイトは評価しない「パンダアップデート」や、Googleガイドラインに反したSEOスパムや被リンクで構築されたサイトを、検索結果から削除する「ペンギンアップデート」が行われました。
特に、日本において多大な影響を受けたコアアップデートの一つが、「健康アップデート」ですね。
2017年12月に実施された健康アップデートですが、日本を対象に医療や健康に関連する情報のアルゴリズムが更新され、健康に関するサイトやブログが検索結果に表示されなくなりました。
そのため、医療や健康系のアフィリエイトジャンルを運営していた個人、また中小企業なども検索圏外へ追いやられて全く稼げなくなったのです。
一例を挙げると、「青汁」や「健康サプリ」のサイトを運営していた人は問答無用で検索圏外へ飛ばされ、「収益が10分の1まで下がった…」「全く稼げなくなり閉鎖した…」との声が当時多かったとのこと。
現在、青汁や健康サプリで検索表示されているサイトは、その分野で権威のある人物、大病院、大手ECサイトで占められており、個人のアフィリエイターが運営するサイトは基本的に表示されていません。
このとき、もしあなたが月に100万円を稼ぐ1サイトのみ運営していたとして、コアアップデートの更新により検索順位が圏外へ飛ばされてしまうと、最悪収益がいきなり0円になりかねません。
これは流石に目も当てられない…。
ただ、複数サイトを運営していると、仮にコアアップデートが行われても回避できる可能性もあります。
つまり、複数サイトを運営することでGoogleのコアアップデートからリスク分散ができるというわけですね。
ジャンルを分けて複数サイトを運営すると大きなリスク分散となる
アフィリエイトにおいてGoogleコアアップデートからのリスク分散を考えたとき、複数サイトを運営することは大きな利点といえます。
ただし、複数サイトを運営するにしても、同じジャンルだけのサイトを作ることは避けた方が無難です。
先ほどご紹介したことになりますが、過去に健康アップデートが行われたことで、医療・健康系ジャンルのアフィリエイトサイトはほぼ検索順位が圏外へ飛ばされました。
つまり、一つのジャンルのみ攻めて複数サイトを運営しても、コアアップデートの対象になるとリスク分散にならず、全てアクセスが激減して稼げなくなるリスクが高くなるわけです。
そのため、複数サイトを運営するときは、できるだけジャンルを分けて運営する方が安心です。
例えば転職サイトを運営しているのであれば、資格取得のサイトやドッグフードのサイトを作るなど、ジャンルを分けるとリスク分散をしつつ稼ぐことができますよ。
アフィリエイトで複数サイトを運営するにあたり注意点もある

アフィリエイトで複数サイトを運営することに利点はありますが、反対に欠点もあるので注意が必要です。
具体的には、複数サイトを運営するときには以下のようなことに注意をする必要があります。
並行して複数サイトを運営しない
アフィリエイトの初心者に多い傾向があるのですが、並行して複数サイトの運営は避けるべきです。
リスク分散と稼ぐことを意識しすぎて、複数サイトを並行して運営してしまうわけですね。
ただ、並行して複数サイトを運営すると、中途半端になりやすく更新が途絶えがちになります。
特に、異なるジャンルのサイトを並行して運営すると、記事の構成に大きな違いが生じ、結局稼ぐことのできないサイトとなって辞める人は少なくありません。
ちなみに、私は3サイトほど並行して運営していた時期があります。
結果、記事の構成を考えたりネタ探しに時間をかけたりして思うようにサイトを更新できず、結局稼げなくて2サイトを閉鎖しました。
専業でも難しいことを私は副業でしていたため、時間が全く足りずに集中力も欠け、最後は中途半端なサイトへとなってしまったわけです。
そのため、将来的に複数サイトを運営することは問題ないのですが、まずは1サイトに集中して完成したのち、2サイト目に移って記事を更新していくことが重要です。
一つのドメインで複数サイトを作らない
アフィリエイトのブログやサイトを運営しているのであれば、レンタルサーバーと契約してドメインを取得していることだと思います。
無料ブログでもアフィリエイトは可能ですが、運営会社の規約や将来的なことを考えるとリスクは高いですからね。
なお、複数サイトを運営するときの話になりますが、一つのドメインから2つ目のサイトを作るべきではありません。
理由としては、「SEOペナルティの影響が波及する恐れがある」からです。
例えば、ドメインを完全に分けてA・B・Cの複数サイトを運営する場合、仮にBのサイトがペナルティを受けても、A・Cサイトはペナルティの影響を受けません。
しかし、1つのドメインでA・B・Cの複数サイトを運営し、もしBサイトがペナルティを受けると、A・Cサイトもペナルティの影響が及ぶことがあります。
確かに、1つのドメインで複数サイトを作ると既存のドメインパワーの恩恵が期待できますし、何より1つのドメイン代しか必要ないのでコスト削減にもなりますよね。
ただ、総合的に判断するとデメリットが高いので、新たなサイトを作るときは新規ドメインを取得することが重要です。
ちなみに、私が複数サイトを運営していることは冒頭でお伝えしましたが、もちろんドメインは新規で取得し全て分けていますよ。

アフィリエイトで複数サイトを運営し稼ぐ利点と欠点のまとめ
今回は、アフィリエイトで複数サイトを運営し稼ぐ利点と欠点について解説をしていきました。
アフィリエイトにおいて、複数サイトを運営しても、また1つのサイトに集中して運営しても稼ぐことは可能です。
ただ、複数サイトを運営することにはメリットもありますので、記事を更新する必要がないほど完成されたサイトになった場合は、リスク分散もかねて2つ目のサイトを作ることも視野に入れた方が、安心感はありますよ。
一つのサイトにこだわることも大切ですが、こだわりすぎるのはかえって問題となることもあります。
とはいえ、複数サイトを作るいしても、まずは1つのサイトをしっかり完成させてから、2つ目へ移り稼ぐことのできるサイトへ育てることが大切です。
それでは、今回はこれで以上です。
