FX初心者が行う取引での注文方法【まずは基本を習得】

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    どうも、音無です。

    FXを始める人の多くは、利益を得る期待をしてのことですが、取引を行う上で必ず行うことの一つが「注文」です。

    「上昇トレンドだから買いでエントリー」、あるいは「下落しそうなので売りでエントリー」など、注文をしてポジションを持つことで、利益を狙うことができます。

    しかし、注文方法は意外と多く、意味を理解していなければ取引で活用することはできません。

    そのため、FX初心者が始めるにあたり、まずは注文方法を理解することが大切です。

    そこで、今回はFX初心者が行う取引での注文方法について詳しくご紹介していきます。

    目次

    FX初心者が最初に覚える基本の注文方法

    FX初心者が、利益を狙った取引をするには、基本となる注文方法を覚えて実践経験を積むことが重要です。

    具体的には、基本となる「成行注文」で取引を行い、「指値注文」と「逆指値注文」を覚えてFXの実戦経験を積むことが、FX初心者には適していると言われています。

    詳しくは、以下でご紹介していきます。

    成行注文(なりゆきちゅうもん)

    FX初心者が、実戦経験を積むに相応しい注文の「成行注文」です。

    成行注文は、リアルタイムでチャート画面に表示されているレートで、即座に取引を行う注文方法のことです。

    1クリックで買う・売るの注文を簡単にできるため、今すぐに取引したい場合に使います。

    FX初心者は、リアルタイムでチャート画面に表示されているレートを確認しながら取引する方が、実践的な経験を積みやすいです。

    また、実際にチャート画面を見ながら成行注文を出しているので、様子を見ながら利益の確定や損切りもすぐにできるメリットもあります。

    そのため、まずはリアルタイムにてチャート画面を眺めつつ、取引したいポイントがきた際に成行注文を繰り返し、実践的な経験を積みながら慣れていくことをおすすめします。

    指値注文(さしねちゅうもん)

    「指値注文」とは、「今のレートより安い価格で買いたい」や「今のレートより高い価格で売りたい」場合に、取引したいレートを指定して注文する方法です。

    例えば、1ドル=100円のとき99円まで下がったら買いたい、もしくは101円まで上がったら売りたいと考えたときに、あらかじめそのレートを指値注文で指定し、そのレートに到達したら注文が成立します。

    理想は、リアルタイムでチャートを見ながら成行注文をしたいところですが、誰もがずっとチャートを見ていられるとは限りません。

    このとき、指値注文で指定しておくと、チャートを見ていなくても指定したレートまで到達した際に、注文を出してくれるのでとても便利です。

    ただし、指値注文は、指定した価格になるまで待つ必要があるため、成行注文よりも約定率が低くなることがあります。

    逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

    「今のレートより安くなったら売りたい」、「今のレートより高くなったら買いたい」とき、取引したいレートを指定しておく方法が「逆指値注文」です。

    例えば、1ドル=100円のとき99円まで下がったら売りたい、あるいは101円まで上がったら買いたいときに指定する注文方法となります。

    つまり、指値注文と同じように、リアルタイムでチャートを見ていなくても注文できる方法と言うことです。

    なお、逆指値注文は損失を拡大させないために使用する、「損切り注文」としても利用できるので、FXで取引する上で必須な注文方法と言えます。

    FX初心者はリスク管理に使える注文方法も将来的に覚える

    FX初心者が、基本となる注文方法に慣れた際は、リスク管理に使える注文方法を覚えることも大切です。

    取引の幅が広がるので、さらに経験を積むことができるようになります。

    それでは、リスク管理に使える注文方法についてご紹介をしていきます。

    OCO注文(オーシーオーちゅうもん)

    「OCO注文」は、2つの注文を同時に出して、片方の注文が成立したら、もう片方の注文を自動的にキャンセルする注文方法です。

    例えば、1ドル=100円のときにエントリーした買いポジションを持っている場合、101円になったら利益確定の売り注文(指値注文)を、99円になったら損失の拡大を防ぐために損切りの売り注文(逆指値注文)を発注する注文方法です。

    なお、FX初心者の多くは含み損を抱えると、「もう少し待てば戻るかも…」と考えすぐに損切りをせず、また含み益が出ても欲を出して利益確定できない傾向にあります。

    私も時々同じように考え、決済に遅れてしまうことがあるのですが、この考え方はとても危険です。

    なぜなら、FXは「損小利大」のもと利益を出さなければ、大きな損失を被る可能性が高いからです。

    そのため、決めたポイントで決済できることに慣れるためにも、FX初心者はOCO注文を活用すると、実践的な経験を積むことができます。

    この他、チャートを見れないときにOCO注文を使っておくと、利益確定と損切りを同時に発注できる面でも大変便利です。

    IFD注文(イフダンちゅうもん)

    「IFD注文」とは、新規注文と決済注文を2つ同時に発注することのできる注文方法です。

    例えば、1ドル=100円のとき、99円まで下がることを予想し買う新規注文と、101円になったら売る決済注文を2つ同時に発注することが可能です。

    また、1ドル=100円のときに99円で買う新規注文をし、想定とは違い下がる可能性を考慮して、98円になったタイミングで損切りする逆指値注文を入れることもできます。

    そのため、チャートを見ていないときに相場が逆に動いても、IFD注文を出しておくと、大きな損失を防ぐことができるので安心です。

    IFO注文(イフダン・オーシーオーちゅうもん)

    「IFO注文」とは、上記でご紹介した「IFD注文」と「OCO注文」の2つを組み合わせた注文方法です。

    新規の注文(IFD注文)が約定したら、利益確定と損切り注文(OCO注文)が自動的に発注される仕組みです。

    なお、利益確定・損切りのどちらかが約定すると、もう一方はキャンセルされます。

    つまり、IFO注文一つで、3つの注文を同時に出すことができる注文方法です。

    トレール注文

    「トレール注文」は、指定した値幅以上に相場が動いたとき、逆指値注文(損切り)により決済する注文方法です。

    買い注文をしたポジションが、高値を更新するたびに設定したトレール幅で逆指値注文が追尾し、下落に転じて設定したレート幅に達すると、自動的に決済されます。

    例えば、1ドル=100円のときに買いで注文してポジションを持ち、トレール幅を1円に設定した場合、上昇している間は1円のトレール幅をキープして追尾。

    もし、下落に転じてトレール幅に達すると、自動的に決済される仕組みです。

    なお、売り注文をした場合は上記の逆です。

    つまり、チャートを見ていなくてもリスクを抑えつつ利益を伸ばせる注文方法です。

    ただし、FX会社によってはトレール注文の機能がない場合もあります。

    まとめ:FX初心者は基本となる注文方法から取引する

    今回は、FX初心者が行う取引での注文方法についてご紹介しました。

    FX取引では、さまざな注文方法があるのですが、FX初心者は基本となる「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」の3つから、実戦経験を積むことが大切です。

    基本的な注文方法が慣れていない場合に他の注文方法を使っても、リスク管理ができずに大きな損失を被る可能性が高くなります。

    そのため、FX取引において基本の注文方法をマスターしてから、他の注文方法も試してみてください。

    それでは、今回はこれで以上です。

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