どうも、音無です。
「クルーズ客船に乗って船旅を満喫してみたい」と考えたことのある人は結構いるのではないでしょうか。
しかし、クルーズ旅行は高そうなイメージがあります。
実際に、ツアー内容と乗船するクルーズ船によっては高額となりますからね。
ですが、近年はリーズナブルな料金でツアーを提供するクルーズ会社が増え、高額なツアー代金を支払わなくても、クルーズ船へ乗船して楽しむことができます。
なお、その一つが「ダイヤモンド・プリンセス」です。
ダイヤモンド・プリンセスは、所有者こそイギリスの船舶会社なのですが、日本生まれのクルーズ船で日本発着のツアーをリーズナブルな料金で提供しています。
中には1泊1万円台からのツアーもあるくらいで、とても人気あるクルーズ船です。
そこで今回は、クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセスの船内情報やツアー料金などを調べたのでご紹介します。
クルーズ船に乗ってみたいと考えている場合は、今後の参考にしてみてください。
クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセスのスペック

船名 | ダイヤモンド・プリンセス |
クラス | プレミアム船 |
船籍 | イギリス |
運航会社 | プリンセス・クルーズ |
就航年月 | 2004年 改装:2014年 |
航路 | 国内、海外 |
総トン数 | 115,875トン |
全長 | 290m |
全幅 | 37.5m |
航海速力 | 22ノット(約41km/h) |
乗客定員 | 2,706名 |
乗組員 | 1,100名 |
デッキ | 18層 |
ダイヤモンド・プリンセスは、イギリスにある船舶会社P&Oが所有するクルーズ船で、アメリカのプリンセス・クルーズ社によって運航されています。
実のところ、三菱重工業長崎造船所で建造されたので、外国船籍であれど日本生まれの大型クルーズ船のようです。
船内には多彩な施設を擁していて、小型船と思わせるような落ち着いた雰囲気の中でクルーズ旅行を楽しめるそうですよ。
ちなみに、近年は日本発着のクルーズ船として運航しているので、たくさんの日本人が船旅を楽しんでいるとのこと。
なお、船内の見取り図ですが、「デッキプラン」にて確認可能なので参考にしてみてください。
ダイヤモンド・プリンセスの客室タイプ
ダイヤモンド・プリンセスが誇る客室ですが、クルーズ旅行の目的や好みにあわせてバリエーション豊かに部屋のタイプが分かれています。
ただ、どのようなタイプの客室が設けられているのでしょうか。
もし乗船するとすれば、泊まる部屋の内装は気になるところです。
これについては、大きく分けると5つのタイプに分かれるのですが、以下で詳しくご紹介をしていきます。
内側ツイン
ダイヤモンド・プリンセスにおいて、最もリーズナブルな料金で利用できるのが内側ツインの客室です。
船内の内側に客室が設けられているので、外の景色を見ることはできませんが、クルーズ旅行中の生活で困ることのない最低限の設備は備えられています。
例えば、食品や飲料水を入れることのできるミニ冷蔵庫が付いていますし、テレビもあるのでニュースやその他番組を見ることができます。
トイレや洗面台にシャワーまで付いているので、一通りのことは部屋の中でできますよ。
内側ツインの部屋ですが、「お手ごろな料金で乗船したい!」や「船内施設を主に利用して船旅を楽しむ!」と言った方におすすめな部屋です。
部屋タイプ | 内側ツイン、シャワー付き |
定員 | 3~4名 |
部屋の広さ | 約16~17㎡ |
ベッド | プリンセス・ラグジュアリー・ベッド ※ツイン又はダブルベッドに選択可能 |
【客室標準装備】 電話、ミニ冷蔵庫、テレビ、ヘアドライヤー、リンスインシャンプー、シャワージェル、ボディーローション、石鹸、プリンセストートバッグ |
海側ツイン
「部屋に窓が付いた部屋にしたい!」と言った人には、海側ツインの部屋がおすすめです。
リーズナブルな料金で利用できながら、海側に部屋が面しているので窓が付いています。
なので、室内からでも外の景色を眺めることができますよ。
部屋タイプ | 海側ツイン、海側、窓付き ※一部カテゴリーは視界が遮られる シャワー付き |
定員 | 3~4名 |
部屋の広さ | 約16~17㎡ |
ベッド | プリンセス・ラグジュアリー・ベッド ※ツイン又はダブルベッドに選択可能 |
【客室標準装備】 ミニ冷蔵庫、テレビ、ヘアドライヤー、リンスインシャンプー、シャワージェル、ボディーローション、石鹸、プリンセストートバッグ |
海側バルコニー
室内にバルコニーが設けられた、海側バルコニータイプの客室です。
窓越しではなく、海風にあたりながら海の景色を一望できるのがポイントですね。
オープンデッキに出るとより一層海の景色を一望することができますが、部屋からでも同じ雰囲気を味わいたい場合におすすめなタイプです。
部屋タイプ | 海側バルコニー、海側、窓付き ※一部カテゴリーは視界が遮られる シャワー付き |
定員 | 3~4名 |
部屋の広さ | 約22~29㎡ |
ベッド | プリンセス・ラグジュアリー・ベッド ※ツイン又はダブルベッドに選択可能 |
【客室標準装備】 ミニ冷蔵庫、テレビ、ヘアドライヤー、リンスインシャンプー、シャワージェル、ボディーローション、石鹸、プリンセストートバッグ |
プレミアム・ジュニア・スイート/ジュニア・スイート
バスタブ付きの部屋を利用したい方は、プレミアム・ジュニア・スイート/ジュニア・スイートのいずれかのタイプがおすすめです。
室内にバスタブが備わっているので、しっかりお湯につかってくつろぐことができます。
お風呂後に涼みたい場合は、専用のバルコニーもあるのですぐに海風にあたりながら涼しむことができますよ。
あと、専用の特典が利用できるメリット付きです。
より快適に船旅を満喫できることでしょう。
部屋タイプ | 海側、プライベートバルコニー付き、 バスタブ、シャワー付き |
定員 | 3~4名 |
部屋の広さ | 約33㎡ |
ベッド | プリンセス・ラグジュアリー・ベッド ※ツイン又はダブルベッドに選択可能 |
【ジュニア・スイートの客室特典・装備】 バスタブ、マッサージ・シャワーヘッド付きシャワー、ハンド・シャワー、洗浄機能付きトイレ、タオル、上質マットレス、ヨーロッパ製柔らか羽毛布団&エジプト綿のベッドリネン、ピローメニュー、乗船時のウェルカム・グラス・スパークリングワイン |
※特典は予告なしに変更する場合あり。
【客室標準装備】 ミニ冷蔵庫、テレビ、ヘアドライヤー、リンスインシャンプー、シャワージェル、ボディーローション、石鹸、プリンセストートバッグ |
スイート
ダイヤモンド・プリンセスで、最も優雅に船旅を満喫できる、スイートタイプの客室です。
カテゴリーによって異なりますが、部屋は広々としており生活面で必要な設備はほとんど整っています。
さらに、スイートならではの豊富な特典が付いているので、もう至れり尽くせりの船旅を楽しむことができるはず。
スイートだけあって高めの客室になりますが、極上のひと時を味わいたい方にはおすすめな部屋です。
部屋タイプ | 海側、プライベート・バルコニー付き、 リビングエリア、ソファベッド付き、 バスタブ、シャワー付き |
定員 | 3~4名 |
部屋の広さ | 約49~124㎡ ※カテゴリーにより広さが異なる |
ベッド | プリンセス・ラグジュアリー・ベッド ※ツイン又はダブルベッドに選択可能 ※S1カテゴリーはダブルベッドのみ |
【ジュニア・スイートの客室特典・装備】 ウォークインクロゼット、バスタブ、マッサージ・シャワーヘッド付きシャワー、ハンド・シャワー、洗浄機能付きトイレ、タオル、アメニティー、上質のバスローブ、スリッパ、上質のマットレス、ヨーロッパ製柔らか羽毛布団&エジプト綿のベッドリネン など |
※上記以外に特典多数あり。
※特典は予告なしに変更する場合あり。
【客室標準装備】 ミニ冷蔵庫、テレビ、ヘアドライヤー、リンスインシャンプー、シャワージェル、ボディーローション、石鹸、プリンセストートバッグ |
ダイヤモンド・プリンセスの船内施設

クルーズ船に乗船する楽しみと言えば、船内で楽しめる施設を利用することではないでしょうか。
例えば、レストランでの食事やイベントショーなど、クルーズ船一つ一つに違った楽しみ方があると思います。
もちろん、ダイヤモンド・プリンセスにも楽しい時間を過ごせるような施設はたくさんあります。
そこで、どのような施設が船内にあるのかを一部ご紹介していきます。
食事
ダイヤモンド・プリンセスに乗船すると、本格的な高級料理からカジュアルな軽食をとることのできる施設が設けられているようです。
なので、豊富なバリエーションの中から食事を楽しむことができます。
【メイン・ダイニング】

まず、ダイヤモンド・プリンセスには5ヵ所のメイン・ダイニングを設けているようです。
そしてプレミアムクルーズならではの、格式高いディナーを毎晩楽しめるとのこと。
普段の生活では味わうことのできない食事を堪能できそうですね。
なお、2種類のコンセプトからディナーのスタイルを選ぶことが可能で、メイン・ダイニングの1ヶ所は毎朝の朝食をとることもできますよ。
【スペシャリティ・レストラン】

追加料金が必要となるのですが、特別な夜のためにプリンセス・クルーズが誇る3つの人気レストランと、特別なグルメを体験できる用意があるようです。
具体的には、活きのよいネタで寿司や刺身を提供している「寿司レストラン」、ブランド牛から好みの部位を選び焼いてもらうことのできる「ステーキハウス」。
そして、旬の食材を使ったパスタや素材を生かしたシーフード料理を堪能できる、「高級イタリアンレストラン」です。
どのレストランでもそれぞれ特別な食事を楽しむことができるようなので、少し奮発して体験してみるのもいいと思います。
【カジュアルな食事】

気軽に食事を楽しみたい人でも安心して利用できる、カジュアルなレストランも船内にあります。
例えば、朝食やランチがでるビュッフェ、焼きたての手作りピッツァや美味しいアイスクリームを食べれる施設などです。
あと、コーヒーや紅茶を飲むことのできるカフェのあるので、一息つきたいときには嬉しいかと思います。
エンターテインメント・ショー

ダイヤモンド・プリンセスでは、一流のエンターテイナーによるダンスショーやコンサート、マジックショーなど毎晩日替わりで公演されています。
日本発着のクルーズでは落語、社交ダンス、日本在住のミュージシャンによる演奏も今後は予定があるそうなので、食後のあとは様々なイベントを楽しむことができます。
特に料金は発生しないので、時間に余裕のある場合はエンターテインメント・ショーを楽しむのもありだと思います。
バー&ラウンジ

バンドの生演奏やスポーツの観戦を楽しみながらお酒を飲むことのできる、バー&ラウンジも設けられています。
思い思いのナイトライフを楽しめる社交場も揃えているそうなので、交流を深めたい方やダンスをしたい方は楽しく夜を過ごせそうですね。
もちろん、単にお酒を楽しみたい方も、演奏に耳を傾けながらくつろげるはずです。
ショッピング

ダイヤモンド・プリンセス内にあるショップは、すべて免税品で揃えておるそうです。
例えば、一流ブランドのアクセサリー、時計、化粧品、バッグ、酒類など、幅広く商品を取り揃えているとのこと。
航海中は夜までオープンしているので、ウインドウショッピングを楽しむのもいいかもしれませんね。
もしかすると、普段は手に入らないような商品を購入することができるかもしれません。
アクテビティ

船内で体を動かしたいときは、フィットネスセンターを無料で利用することができます。
最先端のエクササイズマシンを揃えているので、プリンセス・クルーズでも人気の施設なようです。
この他、専用のインストラクターによるヨガ教室やピラティス教室も開講しているとのこと。
教室の一部は有料のようですが、健康づくりに色々教わるのも今後役に立ちそうですね。
クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセスのツアー料金

クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセスの客室や船内施設についてご紹介しましたが、ここで気になるのはツアー料金です。
ダイヤモンド・プリンセスはプレミアム船となるので、多少は料金が高くなるコースも確かにあります。
ただ、幅広い年齢層の方が利用できるようなコースも豊富に提供しているので、旅行時期や行きたい場所をある程度絞るとお手ごろ価格で十分乗船できます。
例えば、旅行代理店でダイヤモンド・プリンセスのクルーズ旅行コースを調べてみると、下記のような料金から提供をしていました。
四国・九州・韓国ショートクルーズ・5泊:77,000円~424,000円 |
ゴールデンウイークの九州・韓国7日間:148,000円~482,000円 |
天神祭で華やぐ大阪と九州・韓国9日間:168,000円~388,000円 |
竿燈・ねぶた・よさこい・阿波おどりに沸く周遊・韓国10泊:238,000円~ |
基本的にどの旅行代理店も、来年度のクルーズコース内容を掲示して予約募集を募っています。
上記以外にも、ダイヤモンド・プリンセスへ乗船するコースがたくさん用意されているのですが、自分に合った時期とコースを選べばリーズナブルな価格で船旅を楽しめるはずです。
必要な追加料金は把握しておく
ダイヤモンド・プリンセスに限ったことではありませんが、クルーズ客船に乗船すると追加料金が必要となる場合もあります。
例えば、ランドリーや電話、インターネットなどを利用すると、基本的にクルーズ代金とは別に追加で料金を支払わなければいけません。
なので、自身で「追加料金が発生するものは何か?」を調べたり旅行代理店で聞くことが大切です。
なお、ダイヤモンド・プリンセスで発生する可能性のある追加料金ですが、以下のようなものがあるので参考にしてみてください。
クルーズ代金に含まれているもの | 追加料金が発生するもの |
---|---|
航海運賃 | 寄港地での観光・食事 |
客室使用料 | チップ(自動加算) |
食事代 | アルコール類の一部及びソフトドリンク代 |
船内のエンターテインメント | スペシャリティ・レストランのカバーチャージ |
テンダーボート代 | 寿司レストランの食事代 |
― | ランドリー |
― | 電話・インターネットの通信費 |
― | スパ・美容サロンなどの有料施設代 |
― | カルチャー教室などの有料アクティビティ |
― | 諸税など |
上記のような場合に、追加料金が発生するわけですが、特に知っておくべきことは「チップ」ですね。
日本ではあまり馴染みはないのですが、海外ではサービスを受けると基本的にチップを支払う必要があります。
なので、外国船籍のクルーズ客船に乗船してサービスを受けると、チップが必要となるのは前もって知っておくことが重要です。
なお、最近のクルーズ会社では下船時に一括で支払いを済ますことのできる制度を採用しているので、毎回個人に支払う必要がなくなってきています。
ただ、クルーズ会社によってチップ制度の在り方は異なるので、詳しくは公式サイトの「よくある質問」や旅行代理店で聞いておくと安心です。
クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセスのまとめ

今回は、プリンセス・クルーズが運航する、クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセスの船内及び料金情報についてご紹介しました。
ダイヤモンド・プリンセスは、日本でも有名なクルーズ客船なので、実際には乗船したことはなくても船名だけは聞いたことのある人は結構いるようです。
このとき、「やっぱり有名な船だとツアー料金も高い」と考える人もいるのですが、実際のところしっかりコースを選ぶとリーズナブルな価格でクルーズ旅行を楽しむことができます。
もしダイヤモンド・プリンセスへ乗船したいと思っていた場合は、お手軽な代金で船旅を楽しめるツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
日常では体験することのできない時間を過ごすことができると思いますよ。
なお、新たな情報の更新も考えられるため、詳しくは「PRINSESS」の公式サイトをご覧ください。
ちなみに、ベストワンクルーズでは、さまざまなクルーズ船情報が掲載されているので、興味のある場合はチェックしてみてください。
それでは、今回はこれで以上です。