どうも、音無です。
海外FX業者のXMは、少ない資金で取引できることから多くの日本人トレーダーが利用しています。
XMのレバレッジ888倍を活用すると、元手が少額でも大きな利益を狙えるため、利用する人が多いわけです。
ただし、XMに限ったことではありませんが、どのFX業者でもFX取引をする以上は常にリスクが伴います。
例えば、証拠金以上の損失が発生することで起こる「追証」です。
追証は、いわば借金なので、誰も背負いたくはないもの。
しかし、XMはゼロカットが導入されているので追証は発生しません。
そこで今回は、XMにおける追証とゼロカットについて解説していきます。
追証とは

「そもそも追証ってなに?」と疑問に思われているかもしれません。
簡単にご説明すると、「追加保証金」の略称です。
FXは、保証金(証拠金)を担保として行う取引なのですが、一定の水準を下回ると追加で保証金を請求されます。
これが追証です。
追証の詳しい内容については、以下でご説明をしていきます。
追証とは借金
追証は、FXで生じた含み損によるいわば借金です。
基本的には、証拠金内での含み損で済みます。
しかし、ハイレバレッジによる無理な取引をしたり、稀に起こる金融危機で相場が大きく動くと、証拠金以上の損失を被ることがあるのです。
つまり、「追証は証拠金以上の損失を被った時に発生するもの」と、理解しておくだけで問題ありません。
追証は支払う必要がある
追証は借金なので、原則支払う必要があります。
たとえ支払いを拒んだとしても、金融機関から請求のメール、電話、督促状などが永遠と続くので、請求は終わりません。
なお、利用しているFX業者によっては遅延損害金を請求されることもあるので、追証の先延ばしには注意が必要です。
このとき、どうしても追証を支払うことができない場合は、弁護士や国民センターへ相談してみるのも一つの方法となります。
追証のリスクを抑えるには
XMに限らず、どの業者を利用するにしても、FX取引で追証を発生させないことに越したことはありません。
そのため、そもそも追証の発生リスクを抑えたFX取引を心がけることが重要です。
証拠金には余裕を持つ
FXは少ない資金で取引できるとはいえ、証拠金に余裕がなさすぎると、追証が発生するリスクは高いと言わざるを得ません。
FXは、相場が穏やかに推移しているときもあれば、荒い値動きが続くときもあります。
このとき、もしエントリーした通貨ペアで突発的に荒い値動きになると、損切りやロスカットが間に合わないことも考えられます。
そのため、取引する通貨ペアに対して、余裕ある資金を用意しておくことが大切です。
損切りを徹底する
FXで利益を積み重ねるためには、「損小利大」の取引が重要です。
言葉通りとなりますが、損失はできるだけ抑えて利益を伸ばす取引です。
しかし、多くのFXトレーダーは含み損を抱えても、戻ることを期待してすぐに損切りできません。
確かに、ずっとポジションを持ち続けることでプラスに転じることはありますが、戻らなかった場合は大損失となるだけです。
そのため、あなたが予想していた通りに値動きせずに含み損を抱えた場合は、一度損切りをして再度見極めることが大切です。
ハイレバレッジで取引しない
ハイレバレッジのFX取引は避けた方が無難です。
例えば、ポンド/円はボラティリティが高いことで有名ですが、こうした通貨ペアでハイレバレッジ取引をすると、大きな値動きが起きた場合に損切りやロスカットが間に合わない可能性があります。
もちろん、資金に余裕があればリスクは抑えられますが、小額でハイレバレッジ取引をすると一瞬で証拠金以上の含み損となるので、追証が発生することがあるかもしれません。
レバレッジをきかせてFXをすることは良いのですが、少なくとも証拠金に見合わないレバレッジで取引することは、追証リスクが高いのでよく考えることが重要です。
XMはゼロカットシステムを導入しているため追証が発生しない

上述では、FX取引で発生する可能性のある追証についてご説明しました。
追証は、とても大きなリスクとなり得るため、FX取引をするトレーダーの誰もが避けたいと思うものです。
このとき、XMで導入されている「ゼロカットシステム」を活用すると、追証を避けてFX取引ができます。
ゼロカットシステムについてご説明すると、もし証拠金以上の損失が発生しても、マイナス分の損失を業者が負担してくれるシステムのことです。
つまり、XMではゼロカットシステムが導入されているので、追証による借金をXMが肩代わりしてあなたを助けてくれるわけです。
一方で、国内FX業者ではゼロカットシステムの導入が法律で禁止されているため、追証が発生した際には、そのマイナス分をあなたが支払わなければいけません。
正直、これは恐ろしい問題ではないでしょうか。
これが、海外FX業者のXMと国内FX業者の違いの一つです。
なお、XMが導入しているゼロカットシステムの使用回数に限界はないので、追証に怯えることなく安心してFX取引ができます。
スイスフラン・ショックでもXMはゼロカットで対応した

XMでは、ゼロカットシステムが導入されているので、追証に怯えながFX取引をする必要もなく安心です。
このとき、「どんな状況でも本当にゼロカットしてくれるの?」と思われるかもしれません。
こうした疑問についても、XMであれば心配する必要はありません。
実は、2015年1月15日に「スイスフラン・ショック」と呼ばれる、一瞬で相場が大暴落した事件がありました。
内容を簡単にご説明すると、スイス国立銀行がスイスフランに設定していた対ユーロ上限を撤廃し、為替介入を廃止することを突然発表。
突然の発表に為替市場は大きく混乱し、ユーロ/スイスフランにおいては急激な大暴落が発生しました。
そのため、ゼロカットシステムが導入されていない、国内FX業者を利用していた多くのトレーダーは追証が発生し、数百万円クラスの借金を背負った人もいたとのこと。
稀にしか発生しない事件とはいえ、自分が取引している最中に発生したらと思うと、やはり恐怖してしまうものではないでしょうか。
しかし、当時XMではゼロカットを執行したため、XMで取引していたトレーダーにおいては借金を背負うことなく、マイナス分はすべてリセットされています。
つまり、為替市場に大きな影響を及ぼす事件が発生しても、XMであれば仮に追証が発生してもゼロカットしてくれるため、借金を背負う心配がないということです。
なお、借金を背負いたくない私は、このゼロカットシステムと最大レバレッジ888倍に魅力を感じ、国内FXからXMへ変えました。
XMでゼロカットが執行される条件
XMでは、ゼロカットシステムが導入されているため追証の心配はないのですが、ゼロカットが執行される条件を理解しきれていない、FXトレーダーは意外と少なくありません。
そのため、「ゼロカットされない!」などの噂が一人歩きしていることも。
これについて、ゼロカットされないと、勘違いされる主な理由を以下でご紹介していきます。
ゼロカットが執行されるタイミングはバラバラ
まず、XMでゼロカットが執行されるタイミングですが、明確な決まりがありません。
例えば、1時間以内に執行されることもあれば、半日経ってもゼロカットが執行されないこともあります。
ゼロカットは自動で執行されるため、何を基準に執行するのかは正直不明です。
ただし、証拠金以上の損失を被った場合は、遅くても3営業日以内にはゼロカットが執行されるため、必要以上に心配しなくても大丈夫です。
なお、早くゼロカットを執行してもらいたいのであれば、追加で資金を入金することで適用されます。
有効証拠金がプラスだと執行されない
XMで、ロスカットが執行されないと勘違いするもう一つの原因は、「有効証拠金がプラス」であるときです。
もし、残高がマイナスとなる含み損を被っていたとしても、有効証拠金がプラスである場合はゼロカットが執行されないということですね。
例えば、残高がマイナス1万円でも、クレジットが1万円で含み益が2万円であれば、有効証拠金は2万円となるのでゼロカットが執行されません。
XMでゼロカットが執行されるには、有効証拠金がマイナスである必要があります。
なお、有効証拠金の計算方法は以下の通りです。
有効証拠金=残高+クレジット(ボーナス含む)+評価損益
XMはゼロカットシステムの導入により追証は発生しないので安心
今回は、XMにおける追証とゼロカットについて解説をしました。
FX取引で怖いリスクの一つは、証拠金以上の損失を被った時の追証です。
国内FX業者を利用していた場合、追証は借金なので逃れることはできません。
返済するまで、必ず金融機関から請求が続きます。
それに比べ、XMはゼロカットシステムを導入していることから、証拠金以上の損失を被ってもマイナス分をゼロへリセットしてくれるため、追証が発生することなく借金を背負う心配もありません。
そのため、ハイレバレッジ取引はするべきではないとお伝えしましたが、XMのゼロカットをうまく活用すると、追証の心配をすることなく取引を行うことができるようになります。
本記事を参考に、安心した取引のものと利益を積み重ねてください。
それでは、今回はこれで以上です。
