苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの料金・船内情報

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    どうも、音無です。

    北海道と東北を結ぶシルバーフェリーを知っていますか?

    川崎近海汽船が運用するフェリーなのですが、北海道と青森県を往来される人たちがよく利用されているそうなんです。

    具体的には、北海道の苫小牧と青森県の八戸ですね。

    もちろん、一般の旅行者の方でも利用はできます。

    そこで今回は、苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの料金・船内について調べたので情報を共有したいと思います。

    興味のある場合はチェックしてみてください。

    目次

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの船舶情報

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーですが、4隻で8便運航しているようです。

    なお、各フェリーのスペックは以下のようになります。

    船名シルバープリンセス
    シルバーティアラ
    シルバーブリーズ
    シルバーエイト
    船籍日本
    運用者川崎近海汽船株式会社
    就航年月シルバープリンセス:2012年4月
    シルバーティアラ:2018年4月
    シルバーブリーズ:2021年6月
    シルバーエイト:2013年6月
    航路八戸(青森県)~苫小牧(北海道)
    所要時間約8時間
    総トン数シルバープリンセス:10,536トン
    シルバーティアラ:8,543トン
    シルバーブリーズ:8,910トン
    シルバーエイト:9,483トン
    全長シルバープリンセス:150,0m
    シルバーティアラ:148,8m
    シルバーブリーズ:144,1m
    シルバーエイト:142,6m
    全幅
    航海速力プリンセス:20.5ノット(約38.0km/h)
    ティアラ:19.7ノット(約36.5km/h)
    ブリーズ:20.0ノット(約37.0km/h)
    エイト:20.5ノット(約38.0km/h)
    乗客定員プリンセス:500名
    ティアラ:494名
    ブリーズ:400名
    エイト:600名
    乗組員
    客室数
    積載能力プリンセス:トラック92台、乗用車30台
    ティアラ:トラック82台、乗用車30台
    ブリーズ:トラック70台、乗用車30台
    エイト:トラック68台、乗用車30台

    フェリーによって、スペックや客室に若干の違いがあるので、どの船舶を利用するかは悩みどころですね。

    とは言え、それぞれ運航時間が違うため、場合によっては乗船する船舶は限られるかもしれません。

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの客室情報

    苫小牧~八戸を運航するシルバーフェリーですが、船舶によって客室や船内の作りが若干異なっていました。

    なので、代表して一番大きいシルバープリンセスの客室を以下で簡単にご紹介していきます。

    なお、客室タイプは以下の通りです。

    客室タイプ
    ドライバールーム
    2等室
    2等レディースルーム
    2等寝台A
    1等和室(4名)
    1等洋室(2名)
    1等洋室(4名)
    1等ペット同伴室
    特等室

    ドライバールーム

    ドライバールームは、トラックドライバーの方が利用される専用の個室です。

    個室となっているので、一日の運転疲れをしっかり癒すことができそうですね。

    2等室(レディースルームあり)

    座席指定で利用可能な2等室の部屋です。

    座席ごとにロッカーとマットレスが完備されており、仕切りもあるので気軽に利用することができそうです。

    なお、2等室はレディースルームもあるので、女性の方でも安心して利用できますよ。

    2等寝台A

    2等寝室Aは個室タイプなので、一人で利用したい方にはありがたい部屋です。

    一人部屋なのでプライバシーが確保できますし、気兼ねなくくつろぐこともできます。

    1等和室(4名)

    家族で利用しやすい、和室タイプのお部屋です。

    最大4名まで利用できるので、和室が好きな方にはおすすめなタイプの客室です。

    1等洋室(2名、4名)

    2名と4名タイプからなる、1等洋室のお部屋です。

    それぞれ2段ベッドを採用した客室なので、家族、友人、グループなどで、船旅を楽しみながら利用することができそうですね。

    1等ペット同伴室

    ペットを連れてシルバーフェリーを利用したい場合は、1等ペット同伴室を予約すれば船内に連れて入れます。

    備え付けのケージ、もしくは個人で利用している専用のケージに入れておくことで問題なしです。

    ただ、利用できるのは小型犬と猫のみなので注意が必要です。

    なお、ケージ内に入らないペットについては、車内に残しておくことで乗船自体はできます。

    特等室

    シルバーフェリーの各船舶で一番豪華な部屋は、特等室となります。

    最大2名で利用することができ、快適にくつろぐことのできるベッドが完備されています。

    窓際にはイスとテーブルがあるので、景色を眺めつつ優雅な船旅を満喫することができますよ。

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの船内施設

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーを利用すると、約8時間を船内で過ごすことになります。

    わりと長い船旅になるので、時間帯によっては退屈さを感じるかもしれません。

    そうしたときは、船内にある施設を利用するに限ります。

    なお、シルバープリンセスの船内施設になりますが、一部を以下で簡単にご紹介していきます。

    展望浴室

    出典:シルバーフェリー

    シルバーフェリーの各船内には、展望浴室が設けられています。

    浴室内には大きな窓があるので、海の景気を眺めつつお風呂を満喫することができそうですね。

    なお、浴室にはボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられており、脱衣場にはドライヤーも完備してあります。

    ただ、客室によってはフェイスタオルやバスタオルがありません。

    なので、持参するか、船内案内所で購入する必要があるので注意が必要です。

    利用可能な時間
    紳士用浴室04:15~04:45、07:30~16:00、20:00~22:30
    婦人用浴室04:15~04:45、07:30~10:00、14:45~16:00、20:00~22:30

    オートレストラン

    船内にはオートレストランがあるため、食事をとることもできます。

    具体的には、設置してある自動販売機から商品を購入することができます。

    メニューはカツサンド、中華丼、焼きそば、チャーハン、たこ焼きなどがあり、電子レンジもあるようです。

    24時間利用できるので、景色を眺めつつ食事を楽しむのもいいですね。

    エントランスホール

    エントランスホールには、案内所、自動販売機、ショッピングカウンターが設けられています。

    くつろぐことのできるスペースもあるので、船旅のひと時をエントランスホールで楽しむのも良いと思います。

    営業時間
    案内所/売店04:15~04:45、07:30~10:00、14:45~16:00、20:00~22:30

    キッズルーム

    子どもが退屈しないように、船内にはキッズルームも設けられています。

    なので、子供を連れてシルバーフェリーを利用しても、退屈せずに苫小牧~八戸の船旅を満喫できそうですね。

    ゲームルーム

    ゲームが好きな場合は、ゲームルームを利用するのもありだと思います。

    私も子供の頃はよく利用して楽しんでいました。

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーへの乗船料金

    前述では、シルバープリンセスの客室及び船内施設の情報をご紹介していきました。

    このとき、苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーを利用するには、どれくらいの料金が必要なのかは気になるところです。

    そこで、シルバーフェリーを利用するために必要となる料金について調べたので、以下でご紹介をしていきます。

    乗船料金(片道)

    客室タイプ大人小人学生
    特等室14,000円7,000円大人と同じ
    1等室11,200円5,600円大人と同じ
    ビューシート8,400円4,200円7,280円
    2等寝台A8,400円4,200円7,280円
    2等寝台B7,000円3,500円5,880円
    2等室5,600円2,800円4,480円

    シルバーフェリーを利用して、苫小牧~八戸を移動するときですが、どの船舶へ乗船しても上記の料金となります。

    料金の振り分けですが、12歳以上から大人料金となり、6歳以上~12歳未満(小学生)は小人料金です。

    このとき、1歳以上~6歳未満の幼児1名は、大人1名が添い寝することで無料となります。

    なお、1歳未満の乳児は無料です。

    あと、シルバーフェリーでは学生料金があり、窓口で学生証を提示することで割引が適用されます。

    乗用車、その他運賃(片道)

    乗用車料金
    4m未満21,000円
    5m未満27,000円
    6m未満33,000円

    上記は乗用車の運賃ですが、運転者1名の2等旅客運賃が含まれています。

    このとき、その他の客室を利用したい場合は、2等運賃との差額が加算される仕組みです。

    なお、トラックやバス等の運賃ですが、「料金案内」で確認可能です。

    特殊手荷物運賃料金
    自転車3,000円
    125㏄以下6,000円
    125㏄超過8,000円
    750㏄以上10,000円
    手小荷物運賃料金
    受託手荷物1,200円
    小荷物10kg1,200円
    小荷物20kg1,400円
    小荷物30kg1,600円

    上記は、特殊手荷物及び手小荷物の運賃表です。

    ちなみに、特殊手荷物の運賃には旅客運賃が含まれていません。

    なので、別途シルバーフェリーの船舶に乗船する運賃を支払う必要があるので注意です。

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの船舶乗り場・運航ダイヤ

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーを利用する場合、当然ですが船舶乗り場まで向かう必要があります。

    そこで、簡単にではありますが、苫小牧と八戸ターミナルまでのアクセスを以下でご紹介していきます。

    また、各フェリーの運航ダイヤも合せてご紹介していますので、参考にしてみてください。

    苫小牧港フェリーターミナル(北海道)

    住所〒053-0003
    北海道苫小牧市入船町1-2-34
    電話番号050-3821-1490

    乗用車道央自動車道の苫小牧東ICから約20分
    電車JR苫小牧駅からタクシーで約15分
    バスJR苫小牧駅から道南バスで約20分
    JR札幌駅から北海道中央バスで約100分

    苫小牧港フェリーターミナルへ向かう場合、乗用車以外では電車とバスの方法があります。

    まず、電車の場合はJR苫小牧駅で下車してタクシーかバスで向かうことが可能です。

    このとき、JR札幌駅から高速バスを利用しても行けるそうなので、アクセスはわりとよさそうですね。

    八戸港フェリーターミナル(青森)

    住所〒039-1161
    青森県八戸市川原木海岸25
    電話番号050-3821-1478

    乗用車八戸自動車道の八戸ICから約20分
    電車JR八戸駅からタクシーで約20分
    JR本八戸駅からタクシーで約15分
    シャトルバスJR本八戸駅からシルバーフェリーシャトルバス
    (南部バス)で約20分

    八戸港フェリーターミナルへ向かう方法ですが、自家用車であれば直接向かうことができるので比較的楽です。

    ただ、徒歩で向かう場合は、電車を利用する必要があります。

    具体的には、JR八戸駅及び本八戸駅のどちらかで下車し、タクシーを利用すれば簡単です。

    このとき、本八戸駅からはシャトルバスも出ているので、時間さえ合えば八戸港フェリーターミナルへ向かうことができますよ。

    運航ダイヤ

    船舶八戸⇒苫小牧苫小牧⇒八戸
    シルバープリンセス08:45~16:0021:15~翌04:45
    シルバーティアラ13:00~20:1523:59~翌07:30
    シルバーブリーズ17:30~翌01:3005:00~13:30
    シルバーエイト22:00~翌06:0009:30~18:00

    苫小牧~八戸間は上記の運航ダイヤで航行しているので、乗船したいフェリーがある場合は要チェックです。

    苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリー情報まとめ

    今回は、苫小牧~八戸を結ぶシルバーフェリーの料金及び船内情報についてご紹介しました。

    4隻のフェリーが1日8便で運航しているそうなので、北海道と青森を往来する際には利用しやすいと思います。

    約8時間の船旅を楽しむことのできる施設も船内にあるので、暇を持て余すことはなさそうです。

    もし、北海道や青森への旅行や移動をする際には、シルバーフェリーを利用してみてはいかがでしょうか。

    なお、新たな情報の更新も考えられるため、詳しくはシルバーフェリーの公式サイトをご覧ください。

    シルバーフェリー 公式サイト

    それでは、今回はこれで以上です。

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