どうも、音無です。
FXで利益を積み重ねるためには、自分のトレードスタイルに合ったルールを設定して取引を行うことがとても重要です。
このとき、FX初心者に該当するであろうあなたは、自分のトレードスタイルに合ったルールを設定していますか?
FXは簡単に口座を開設できて取引できる環境まで整えることはできますが、利益を積み重ねることは非常に難しいです。
特に、FX初心者はすぐに元手の資金を溶かして退場する確率が高いと言われています。
そのため、損失を抑えて利益を積み重ねることのできるルールを設定して、取引に臨まなければいけません。
ただ、どのようなルールを設定すればいいのかと悩まれるかもしれません。
そこで今回は、FX初心者が守るべき取引ルールについて解説していきたいと思います。
利益を追求するためには大切なことなので、ぜひ参考にしてみてください。
FX初心者が取引ルールを設定するべきる理由

FX取引をするにあたり、ルールを設定することはとても重要なことです。
ただ、なぜルールを設定するべきなのかを疑問に思われるかもしれません。
これは冒頭でもお伝えしたことになりますが、自分のトレードスタイルに合ったルールを設定していなければ、いずれ大きな損失を被りFXの世界から退場する可能性が高くなるからです。
確かに、億単位の収益を得たFX初心者もたくさんいますが、偶然によって好結果につながっただけで、その後すぐに資金が全て溶けて退場する人も少なくありません。
FX初心者は知識や経験が十分ではないので、ルールを設定しておかなければ、その日の気分や判断で取引を行いがちです。
そのため、収益を得られるよりも損失を被る比率の方が高くなり、最後には元手の資金をすべて失いFXの世界から退場するケースは少なくないと言うことですね。
ちなみに、私は資金を溶かしてしまった経験が結構ありまして、やはりルールを設定しておくことは重要だと感じました。
FX初心者が守るべき取引ルール

それでは、FX初心者が取引を行う際に、どのようなルールを設定すれば良いのかを以下でご紹介していきます。
FX取引において役立つルールですので、ぜひチェックしてみてください。
トレードスタイルを固定
トレードスタイル | ポジション保有時間 |
---|---|
スキャルピング | 数秒~数分 |
デイトレード | 1時間~数時間 |
スイングトレード | 数日~数週間 |
長期トレード | 月単位~年単位 |
FX初心者が決めておきたいルールの一つが、「自分に合ったトレードスタイルを選ぶ」ことです。
具体的には上記表のように、FXでは4つのトレードスタイルがあります。
それぞれ特徴があるため、もしその日の気分でトレードスタイルをコロコロ変えてしまうと、狙う利益幅や設定する損切り幅が大きく異なるので損大利小になりかねません。
そのため、狙う利益や損切り幅を固定して取引できるように、まずはトレードスタイルを設定することが重要です。
なお、FX初心者には「デイトレード」のトレードスタイルが比較的取引しやすい傾向にあります。

通貨ペアを絞る

FX会社によって異なりますが、約20種類以上の通貨ペアから選び取引をすることができます。
このとき、さまざまな通貨ペアを取引できますが、FX初心者があまりに複数の通貨ペアに手を出すことはリスクが高いです。
通貨ペアにはそれぞれ値動きが荒い、また落ち着いた値動きで推移しているなどの特徴があります。
このとき、世界的にも取引する人の少ないマイナー通貨ペアで取引してしまうと、情報量が少ないので急激な価格の変動が起こる可能性も高いです。
そのため、FX初心者は多くても通貨ペアを「3つまで」などのルールを決めて取引する方が、早い段階で値動きの特徴をつかみ、利益を積み重ねやすくなりますよ。

取引時間を固定する

FXは平日のほぼ24時間取引できるので、あなたに合った時間帯を選んで取引することができます。
ただし、FX初心者は取引する時間帯を固定するルールを決めておくことが重要です。
FXは確かに24時間取引はできますが、時間帯によって値動きが大きく異なります。
値動きが活発な時間帯もあれば、反対にほとんど動かない時間帯もあるということですね。
そのため、隙間時間ができたからと言って軽い気持ちで取引してしまうと、思わぬ損失を被ることも…。
なお、FX初心者の多くは基本的に日中は仕事などで忙しいため、ニューヨーク市場がオープンしている時間帯だけと決めた方が無難です。
夜は比較的時間を作れる人が多く、また値動きの特徴をつかんで利益を狙いやすくもありますので。

低レバレッジで取引

FXの魅力は何といっても、少ない資金で何倍もの金額の取引ができる「レバレッジ」にあります。
個人であれば、国内のFX会社で最大25倍のレバレッジをかけることが可能です。
例えば、10万円を元手に最大25倍のレバレッジをかけると、250万円分の取引ができるようになりますよ。
高いレバレッジをかけすぎると大きな利益を期待できますが、一方で損失が高くなるリスクも伴います。
そのため、FX初心者は身の丈に合わない取引をしないためにも、「レバレッジは3倍まで」とルールを設定して取引する方が安心です。

損切りラインは必ず設定

FXトレーダーの誰もが一度は経験する、「損切りをしない」あるいは「損切りラインを設定しない」行動。
損切りは損小利大で利益を積み重ねていく上で、とても重要なことです。
ただ、含み損を抱えると「もう少し待てば戻るかも…」と考えがちになり、損切りに躊躇してしまうんです。
特にFX初心者に多く見られる問題で、そもそも損切りラインを設定していない人もいます。
ですが、この考えは非常に危険で、更なる大きな損失を被るリスクしかありません。
なお、一定水準まで含み損を抱えると、最悪FX会社が強制的に決済するロスカットが執行される恐れもあります。
そのため、FX初心者は損失が小さなうちに損切りできるように、「損失が資産の2%を超えたら損切りする」などのルールを設定しておくことが大切です。

判断できない相場に手を出さない

当然なことになるのですが、FXで取引をしなければ利益を狙うことはできません。
このとき、相場状況からある程度値動きの予想ができる推移をしていいれば問題ないのですが、中には判断しずらい相場もあります。
例えば、一定の変動幅で価格が上がったり下がったりを何度も繰り返す「レンジ相場」は、値動きの予想が難しのでポジションを持ちにくいです。
そのため、もし判断できない場合は手を出さない方が無難なのですが、FX初心者の中には「せっかくの時間がもったいない!」との理由で無理にポジションを持つ人もいます。
もちろん利益となれば良いのですが、ほぼギャンブルトレードに近いため連続で損失を被る可能性も否定できません。
また、「このラインでまた戻るに違いない」と考えエントリーするも、急激な値動きでトレンドが形成されることもよくあります。
こうしたリスクがあるので、FX初心者は自分が分からない相場には手を出さないルールを設定して取引することも時として大切です。
FX初心者が守るべき取引ルールのまとめ
今回は、FX初心者が守るべき取引ルールについて解説をしていきました。
FXの世界では損失を抑え、利益を積み重ねる損小利大の取引がとても重要です。
そのため、自分のトレードスタイルに合ったルールを設定して取引に臨む必要があります。
特に、FX初心者は知識と経験が十分ではないので、雰囲気で取引するといずれ大きな損失を被りFXの世界から退場を余儀なくされます。
実際にこうしたFX初心者はとても多くて、恐らくこれからもこうした状況は続くと思われます。
ですが、FX初心者であるあなたもその一員とはならないために、トレードスタイルに合ったルールを設定することが大切です。
取引ルールを設定することで、FXの世界で生き残ることのできる知識や経験を積むことができ、利益を積み重ねる行動ができるはずです。
それでは、今回はこれで以上です。
