どうも、音無です。
FXで利益を狙うときですが、初心者の方はどの時間足を見て注文するべきかと悩むことが結構多いようです。
確かに私もFXを始めたときはよくわからなかったので、とりあえず1時間足や5分足、1分足などをよく見ていました。
ただ、取引手法に合わない時間足を確認しても、正直利益を狙うことはとても難しいんですよね。
極端な例でお伝えすると、スキャルピングで取引しようとしているにもかかわらず、日足だけを見ても注文や決済するタイミングを判断することはほぼできないと思います。
つまり、取引手法に合った時間足を確認する必要があるのですが、FX初心者の多くは悩んでしまうのが実情です。
そこで今回は、FX初心者が取引する際に確認しておきたい時間足について解説をしていきたいと思います。
FXの時間足ってなに?

「そもそもFXの時間足ってなに?」と疑問に思われるかもしれないので簡単にお伝えすると、「一定時間内における値動きを表したローソク足」のことです。
例えば、上記画像で確認できるローソク足はすべて日足ですが、1日で1本のローソク足が描かれています。
もし4時間足であれば、4時間に一本のローソク足が描かれますよ。
考え方は同じで、1時間足、5分足、1分足など、現在見ている時間足に対してその時間が経過する度に1本のローソク足が描かれるということですね。
時間足の種類
時間足の種類なのですが、実のところFX会社の取引ツールによってどの時間足まで表示できるのかは異なります。
ただ、主に使われている時間足は表示できますので、以下の種類を確認してみてください。
月足、週足、日足、4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足
基本的には上記の時間足を確認して取引を行います。
基本は長い時間足から短い時間足を確認
なお、時間足の確認方法ですが、基本は長い時間足から短い時間足へと順番に確認していくことが重要です。
FXで利益を狙うときは、まず現在どのような方向へ相場が値動きしているのかを確認する必要があるので。
例えば1分足や5分足では上昇トレンドだったとしても、日足、4時間足で下降トレンドであれば、買いでエントリーすると含み損を抱える可能性は高いと言えます。
たとえスキャルピングでの取引でも、長い時間足でトレンド方向を確認しなければ、継続して利益を積み重ねることは難しくなります。
なので、まずは日足や4時間足などの長い時間足を確認してから、短い時間足で取引チャンスをうかがうことが大切です。
FX初心者は取引手法によって確認する時間足を決める
上記では、長い時間足から短い時間足へと順番に確認することが重要であることをお伝えしました。
このとき、FX初心者はどの時間足から順番に確認するべきなのかと悩まれるかもしれません。
これについてはトレーダーの取引手法によって異なるのですが、多くのFXトレーダーが確認している時間足を確認しておく方が良いですね。
具体的には、日足、4時間足、1時間足、15分足、5分足の順に相場の値動きを確認するトレーダーは多い傾向にあります。
なお、どのような取引手法で上記の時間足を確認するのかを、以下で一つずつご紹介していきます。
スキャルピング
まずはスキャルピングからですが、「注文から決済を数秒~数分の短期間で終了させる」取引手法です。
狙う利益は約1pips~10pipsと少なめなので、主に5分足や1分足で値動きを確認しつつ注文と決済を繰り返し行います。
ただし、スキャルピングでも直近のトレンド方向を確認する必要があるので、まずは日足・4時間足・1時間足で大まかな相場状況を確認。
そして、長い時間足でトレンド方向を確認できたら、5分足や1分足でトレンド方向での取引チャンスを待つと、利益を積み重ねやすくなります。

デイトレード
デイトレードは「当日中に注文から決済までを終わらせる」取引手法となります。
ポジションの保有時間は1時間~数時間と長めなので、エントリータイミングを見極めるとき以外は基本的に1時間足と15分足の確認をすれば利益を狙いやすいです。
最初はトレンド方向を確認することが大切なので、日足、4時間足、1時間足を確認。
あとはエントリータイミングを見極めるために、15分足や5分足を確認しつつポジションを持つことがベターです。
当日中に決済をして完了させますが、1度エントリーをするとポジションの保有時間は長いので、あとは1時間足や15分足で値動きを確認すると、取引がしやすいと言えます。

スイングトレード
スイングトレードは「数日~数週間ポジションを保有し続ける」ため、1時間足以下の時間足はあまり重要視をしていない傾向にあります。
具体的には日足・4時間足でトレンド方向を確認し、1時間足でエントリーすると利益を期待できます。
もちろん30分足や15分足でエントリーしても問題ありませんが、ポジションを持つと基本的に4時間足と1時間足を定期的に確認して、利益を伸ばすFXトレーダーが多いとのこと。
ちなみに、私もスイングトレードを行う際は一度ポジションを持つと、4時間足と1時間足しか確認はしていません。
ただ、利益確定ポイントを判断するために、日足を時々確認するとわかりやすいので安心ですよ。
長期トレード
最後は、「月単位~年単位でポジションを保有し続ける」長期トレードです。
長期トレードはポジションの保有期間がとても長いので、正直トレンド方向さへ確認できればほとんど問題ありません。
具体的には週足や日足でトレンド方向を確認し、4時間足もしくは1時間足でエントリーする時間足の見方です。
ポジションの保有後の1週間程は、4時間足や1時間足で値動きを確認した方が安心ですね。
その後、うまくトレンド方向への値動きを確認できれば、あとは日足を確認できるときにする取引スタイルで大きな利益を期待できます。
なお、私は長くても1~3か月ほどの長期トレードを数回しか経験がないのですが、上記でお伝えした時間足の確認方法でうまく利益を得ることができました。
FX初心者が確認すべき時間足のまとめ
今回は、FX初心者が取引する際に確認しておきたい時間足について解説をしていきました。
FX初心者に限らず、FXで取引をする誰もが時間足を確認することは重要です。
具体的には、長い時間足から短い時間足へと順番に確認をしていくことですね。
ただ、取引手法も人によって異なるので、最終的には自分に合った時間足でエントリーチャンスを見つける必要があります。
そのため、本記事でご紹介をした内容を参考に、あなたに合った時間足を見つけて利益を狙ってみてください。
それでは、今回はこれで以上です。
