どうも、音無です。
FXで利益を狙うときですが、自分にあったトレードスタイルで取引することはとても重要です。
例えばですが、私は日中を会社で働きつつ家に帰るとブログを書いたり、FXでトレードをして生活をしています。
1日にFXへ費やせる時間は基本的に2時間ほどなのですが、それでも自分にあったトレードスタイルにて取引をしていることから、わりと利益を上げることはできていますね。
具体的には取引方法の一つ、「デイトレード」の手法で取引しているのですが、FX初心者の方でも取引しやすい手法です。
特に、日中を仕事・学業・家事などで時間を費やしている場合は、デイトレードが向いている傾向にありますよ。
そこで今回は、FX初心者でも取引しやすいデイトレードについて解説をしていきたいと思います。
トレードスタイルに悩まれている場合は、ぜひチェックしてみてください。
FX初心者でも取引しやすいデイトレードとは?

早速デイトレードについて簡単にお伝えすると、「当日中に注文から決済までを終わらせる」トレードスタイルのことです。
当日中に取引を完了するスタイルなので、ポジションの保有時間は1時間~数時間となります。
なお、取引する通貨ペアによって異なるのですが、1回の取引で10pips~100pipsほどの利益を狙うことができますよ。
例えば、会社や学校へ行く時間帯の1時間前にFX相場の流れを確かめてエントリー。
その後、帰宅してからチャートを確認してニューヨーク市場が終わる前に決済を行うのが、デイトレードの一般的なトレードスタイルです。
当日中の取引とはいえポジションの保有時間は長めなので、10pips~100pipsの利益が期待できるわけですね。
FX初心者にスキャルピングの手法は難しい
なお、デイトレード以外の取引手法の一つに「スキャルピング」の手法があるのですが、FX初心者には結構難しい取引手法と言えます。
スキャルピングは注文から決済を数秒、もしくは数分の短期間で取引を終了させる手法のことで、実のところFX初心者の多くがスキャルピングで取引したことがあるようです。
ちなみに、私もFXを始めた当初はスキャルピングをメインに取引していました。
ただ、スキャルピングは相場の値動きを常に分析する必要があるのでチャート画面を見続けなければならず、取引時間も限定されます。
また、ずっとチャート画面に張り付く必要があるので精神的に辛いんですよね。
何より一番問題なことは、損失が大きく損大利小の取引になりやすい傾向にあるんです。
もちろん、FX取引に時間をあまり割けない場合でも、スキャルピングであれば取引できるメリットはあります。
ですが、スキャルピングはテクニカル分析力、判断力、集中力などを必要とするので、FX初心者には難易度が高いです。
あと、チャート画面に張り付くことが苦手であったり、大きなストレスを溜めたくない、またFXに自信のない初心者の方には向かない手法だとも言えます。

FX初心者にとってデイトレードが取引しやすい理由
スキャルピング | デイトレード | |
---|---|---|
ポジションの保有時間 | 数秒~数分 | 1時間~数時間 |
狙える利益(pips) | 約1pips~10pips | 約10pips~100pips |
拘束時間 | 長い | 短め |
難易度 | 高め | 低め |
スキャルピングとデイトレードの特徴を比較すると、スキャルピングは狙える利益がそれほど大きくなく、また拘束時間が長い傾向にあります。
一方で、デイトレードは一度ポジションを持つと席を外すことができるので、拘束時間は短めです。
また、狙える利益のpips幅も広いので、大きな利益を期待できるメリットもありますね。
そのため、日中は忙しくて時間に余裕のないFX初心者の方には、難易度も低めなのでデイトレードの手法を取り入れる価値はあると言えます。
この他、FX初心者にとってデイトレードが取引しやすい理由がありますので、以下でお伝えしていきます。
長時間チャートに張り付く必要がない
前述でお伝えした通りですが、デイトレードはチャート画面に張り付くことなく空いた時間に分析してトレードするスタイルなので、忙しいFX初心者の方でも時間に余裕を持って取引しやすいメリットがあります。
スキャルピングのようにチャート画面に張り付いて集中し続けるのは、結構な時間を費やしますからね。
しっかり分析した上で取引できる
デイトレードでは、現在の値動きやトレンド方向をしっかり分析して取引できるメリットもあります。
分析結果による根拠に基づいたエントリーができると言うことですね。
なお、利確ラインと損切りラインを設定しておくと、大きな損失を被ることを抑えて利益を伸ばすことができるので、長時間チャートを確認していなくても安心です。
精神的な負担が少ない
FXはレバレッジをかけた取引なので、あまりに長い間ポジションを持ち続けると不安になりやすいので、精神的に負担をかけてしまいがちになります。
とはいえ、スキャルピングはポジションの保有時間こそ短いですが、注文するタイミングを見つけるために、チャート画面を見続けなければいけません。
これもストレス的な意味で精神的に負担が大きくなりがちですよね。
そうしたとき、当日中に注文から決済までを終わらせるデイトレードであれば、ポジションを何日も持ち続けることなくチャート画面に張り付いて集中することもないので、ゆっくり取引を行うことができます。
FX初心者がデイトレードで取引するデメリット

FX初心者がデイトレードで取引することで得られるメリットがある一方で、デメリットも少なからずあります。
具体的には下記のデメリットが起こることもあるので、デイトレードで取引する際の参考にしてみてください。
含み損を素早く損切りしにくい
デイトレードは仕事や学業に家事など、FX取引にあまり時間を割くことのできない人が多く使用する傾向にある手法です。
そのため、一度ポジションを持つとチャートを見る機会が少なくなるのですが、このときに含み損を抱える値動きに変わる可能性があります。
ただ、チャートを見ていないために手動で素早く損切りができず、結果的に事前に設定した損切りラインに触れて決済されてしまうこともしばしば…。
損切りラインを設定している以上は大きな損失を抑えることはできるのですが、チャートを見ていない分すぐに損切りできないことはデメリットと感じるかもしんれません。
相場が動かず利益が出ないこともある

デイトレードでは大きな利益を期待できるのですが、値動きが活発ではないときは利益を得られないことも少なくありません。
例えば、一定の価格を上下に推移するレンジ相場の日が続くと、エントリーしても利益が見込めない可能性が高いです。
こうした相場状況の場合、デイトレードよりもスキャルピングの方が利益を狙いやすいと言えるので、そうした面ではデメリットとなるかもしれません。
FX初心者によるデイトレードのまとめ
今回は、FX初心者でも取引しやすいデイトレードの手法について解説をしていきました。
デイトレードは忙しい方には取引しやすい手法の一つなので、あまりFXに時間を割くことのできない初心者にはメリットのある手法だと言えます。
もし、チャートを見る時間をあまり作れなくてもFXで利益を狙いたい場合は、デイトレードでの取引に挑戦してみてください。
それでは、今回はこれで以上です。
