どうも、音無です。
地震に備えた防災グッズを揃えるとき、女性ならではのグッズも一緒に揃えておくと安心です。
事前に揃えておくことで、万が一のときにはあなたの助けとなってくれますので。
ですが、いざ備えようにも「どんな防災グッズを用意するべき?」と悩まれるかもしれません。
そこで今回は、女性におすすめな地震に備えておきたい防災グッズをリストと一緒にご紹介していきます。
事前に知っておきたいポイントも紹介していますので、参考にしてみてください。
地震用に備えると助かる女性に必要な防災グッズリスト

女性だからこそ、用意しておきたい地震用の防災グッズを、下記にリスト化したのでチェックしてみてください。
- 生理用品
- 下着
- ウエットティッシュ
- ドライシャンプー
- 歯磨きセット(歯磨きシート)
- 化粧品、スキンケア商品
- マスク
- 簡易トイレ、目隠しポンチョ
- ビニール袋(黒などの中身が見えない色)
- ヘアゴム、ヘアピン、クシ
- 防犯ブザー、緊急用ホイッスル
女性の場合、上記に挙げた防災グッズを用意して備えておくと、地震によって避難生活を余儀なくされた場合でも、不安やストレスを軽減して生活しやすくなります。
もちろん、人によっては更に追加したい防災グッズがあるかと思いますので、あなたに合ったものを追加して備えることが大切です。
ただし、あれもこれもと追加してしまうと重たくなりすぎ、避難に遅れてしまうことになるので注意が必要です。
なお、リストを見ただけでは、なぜ必要なのかと疑問に思われるかもしれません。
そこで、女性に必要な防災グッズについて、以下で詳しく説明をしていきます。
生理用品

女性にとって、生理用品はなくてはならないものではないでしょうか。
つまり、あなたに合った数の生理用品を事前に備えておく必要があります。
なぜなら、地震発生後に生理用品を購入したくても、あなたと同じように生理用品を必要とする女性がお店に殺到し、売り切れてしまう可能性が高いからです。
なお、避難所によっては生理用品を支給してくれる場合もありますが、数には限りがあるので手に入るとは限りません。
また、支給される生理用品が「一人に一つずつ」しかないこともあるようです。
事実、東日本大震災や熊本地震後に避難所で支給された生理用品は、「生理用ナプキンの個包装が女性1人につき1つずつ」であったとのこと。
当然ながら、これでは厳しいかと。
実際に、こうした状況に困られた女性はたくさんいたので、生理用品は必ずあなたが必要とする数を準備しておくことが重要です。
下着

地震発生後に避難所で生活をする場合、基本的に下着類の洗濯をすることはできません。
そのため、下着は3セットほど備えておきたいところです。
しかし、3セットの下着を用意していたとしても、避難所生活が長引けば全く足りません。
そこで、使い捨ての「ペーパーブラ」や「ペーパーショーツ」も備えておくと、洗濯をする必要がなく毎日着替えを行うことができます。

ウエットティッシュ

自宅や避難所に限らず、地震の影響でライフラインが停止してしまうとお風呂に入ることができません。
女性は特に汚れや臭いに敏感なので、清潔な状態を保つことができないとストレスを感じてしまいます。
そのため、手軽に「体を拭くことのできるウェットティッシュ」を用意しておくと、最低限の清潔さを保つことができます。

ドライシャンプー

何日もお風呂に入ることのできない日が続くと、頭が痒くなってきたり嫌なニオイを発したりしてきます。
上述でもお伝えした通りで、女性は汚れや臭いに敏感なので、不潔な状態が続くとストレスにしかなりません。
特に、夏場の時期にお風呂に入れない場合は、1日で髪の汚れやニオイがきつくなってイライラしてきます。
このとき、「ドライシャンプー」を備えておくと、水やお湯を使うことなく髪の清潔さを保つことが可能です。
使用後はとても爽快感があるので、1本用意しておくとあなたの助けとなってくれます。
歯磨きセット(歯磨きシート)

食事をしていなくても、口内や歯は汚れてしまうので、歯磨きセットを用意しておきたいところです。
しかし、断水によって水が使用できない場合は、歯磨きができないことも考えられます。
そうしたときは、「歯磨きシート」を使用することで、口内や歯の清潔さを保つことができます。
シートを指に巻き付け、歯や口の汚れを拭き取るだけなので、水を使うことなく簡単に清潔さを保つことができます。
化粧品、スキンケア商品

避難所で生活する場合、人目に付くので最低限のメイクはしておきたいと考える女性は少なくありません。
女性の中には、メイクができないことで、ストレスにつながることもあります。
そのため、最低限のメイクはできる化粧品を防災グッズの中に備えておくと、人目を気にすることなくストレスも抑えることができます。
このとき、あなたに合ったスキンケア商品も用意して、肌のお手入れをすることも大切です。
マスク

避難所では、どうしても大所帯で生活しがちになるので、マスクは用意しておくことが重要です。
マスクをすることで感染予防をすることができ、地震で発生したホコリなども防ぐ効果も期待できます。
なお、メイクをしたくない場合は、マスクで顔を隠すこともできるので、用意しておくとノーメイクの状態を見られる心配もなく安心です。
ちなみに、最近は洗って再度使うことのできる布マスクの需要も高いのですが、地震発生後に洗うことができるとは限りません。
そのため、使い捨てマスクを用意しておく方が、毎日取り替えることができるのでおすすめです。
簡易トイレ、目隠しポンチョ

地震発生後に断水になると、トイレの水を流すことができません。
そのため、自宅・避難所と関係なく、簡易トイレを防災グッズの中に備えておくことが重要です。
このとき、野外でトイレをせざるを得ないこともあるので、頭から被って全身を隠すことのできる「目隠しポンチョ」を用意しておくと安心です。
なお、目隠しポンチョはトイレ以外にも、着替えをする際に利用することができます。
特に、女性は避難所で着替えるスペースを確保することが難しく、仕方なく同じ下着をきて過ごす方が多いとのと。
そのため、目隠しポンチョも簡易トイレと一緒に用意しておくと、あなたのプライバシーを守ることができます。


ビニール袋(黒などの中身が見えない色)

地震発生後はゴミを捨てることが難しく、何かしらの方法でまとめておかなければいけません。
そうしたときに、「ビニール袋」を用意しておくことで、ゴミをひとまとめにすることができます。
なお、女性が避難所で生活をするとき、使用後の生理用品や使い捨て下着などを、透けたビニール袋に入れて捨てるには抵抗があるかと思います。
この悩みを解決するには、事前に「黒のビニール袋」を用意しておくと透けることがないので、安心して捨てることができるはずです。
ヘアゴム、ヘアピン、クシ

日常での生活でもそうですが、髪をまとめていないと不快に感じることがあります。
特に、夏場の暑い時期に髪をまとめることができなければ、ストレスを感じてしまうものです。
そのため、髪をまとめて固定することのできる、「ヘアゴム」や「ヘアピン」を用意しておくことで、邪魔になることなくスッキリします。
防犯ブザー、緊急用ホイッスル

大地震が発生すると、被災地では犯罪が発生しやすい傾向にあります。
このとき、女性は特に犯罪に巻き込まれる可能性があるので、防犯グッズを必ず備えておかなければいけません。
ほとんど、公に報道されてはいないのですが、阪神・淡路大震災や東日本大震災後では、避難所で女性が性被害・DVなどに遭う事件が少なからず発生しています。
こうした被害に遭うと、一生心に負ったキズを癒すことはできません。
そのため、自分の身を守ることができるよう、「防犯ブザー」や「緊急用ホイッスル」を準備しておくことが重要です。

女性が地震に備えるおすすめな3パターンの防災グッズ

地震の備えは、女性だからこそ用意しておきたい防災グッズを準備しつつ、状況に応じた通常の備えもしておくことが重要です。
通常の防災グッズと、女性ならではの防災グッズを合わすことで、地震の発生時にはあなたの助けとなってくれます。
具体的には、3つのパターンに分けた防災グッズの備えをおすすめできますので、以下にてご紹介をしていきます。
自宅・避難所用の備え

- 非常食:アルファ米、乾パン、缶詰など(3日分)
- 水:3~4本(500ml)
- ウォーターバッグ
- ヘルメット
- 軍手
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 緊急用ホイッスル、防犯ブザー
- 簡易トイレ(3日分)、目隠しポンチョ
- 黒のビニール袋
- レインコート(雨具)
- 寝袋、アイマスク
- モバイルバッテリー
- 紙皿、割ばし、ラップ(紙皿の上にラップを敷いて汚れないようにするため)
- 救急セット:風邪薬、消毒液、絆創膏、綿棒、はさみ、ピンセット、爪切り、爪やすり、耳かき、カット綿、包帯など
- 衛生用品:ウエットティッシュ、マスク、歯磨きセット、ドライシャンプー、生理用品など
- 化粧品、スキンケア商品
- 衣類、下着、タオル、毛布、スリッパなど
- 現金(小銭):公衆電話、飲料水の購入などで使用するため
- 身分証明書のコピー(免許証、健康保険証など)
特例で現金が引き下ろせる措置が取られることがあるため
地震発生後に、自宅あるいは避難所のどちらで生活をするにしても、女性には上記のリストでご紹介をしている防災グッズを備えておくと安心です。
女性ならではの、用意しておきたい防災グッズを含めて備えることができるので、いつ地震が発生しても焦ることなく行動ができます。
なお、食料品・飲料水・簡易トイレは最低でも3日分は用意しておく必要があります。
なぜなら、地震発生後は食料・飲料水などを求めて、お店に人が殺到する傾向にあるため、欲しい商品を手に入れることはとても難しいのが実情です。
このとき、支援物資もすぐには支給されない傾向にあるので、最低でも3日間は自分の力で生活できる備えをしておくことが重要となります。
なお、余裕を持つなら1週間分以上を備えておくと、より安心できます。
持ち歩き用の備え

- 食べ物:菓子パン、おにぎり、チョコレート、アメなど
- 飲料水:水、お茶などを1本(500ml)
- モバイルバッテリー
- ハンカチ、ウエットティッシュ、マスク、ヘアゴム
- 緊急用ホイッスル、防犯ブザー
- 常備薬、生理用品
- 現金、身分証明書(免許証、健康保険証など)
外出時に持ち歩く防災グッズについては、自宅や避難所での生活を想定した備えをすることは、現実的ではないためできません。
そこで、最低限女性として必要とする、防災グッズを含めた備えをして持ち歩くと、万が一のときはあなたの助けとなってくれます。

会社用の備え

- 非常食:アルファ米、乾パンなど(1日分)
- 水:1本(500ml)
- ヘルメット
- 軍手
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- モバイルバッテリー
- 緊急用ホイッスル、防犯ブザー
- 簡易トイレ (1日分)
- レインコート(雨具)
- スニーカー(靴ずれを防ぎ、長距離を歩きやすくするため)
- 救急セット:風邪薬、消毒液、絆創膏、包帯、はさみ など
- 衛生用品:ウエットティッシュ、マスク、生理用品など
- 現金(小銭):公衆電話、飲料水などを購入する際に使用するため
- 身分証明書のコピー(免許証、健康保険証など)
特例で現金が引き下ろせる措置が取られることがあるため
会社に地震の備えをしておくことも重要です。
もし、仕事中に地震が発生しても、ロッカーなどに防災グッズを備えておくことであなたを助けてくれます。
しかし、会社に必要な防災グッズをすべて備えることは難しいので、1日は過ごすこのとできるよう準備をしてくと安心です。
1日分の防災グッズを備えているだけでも、徒歩で自宅まで帰れる距離であれば大きな役割をはたしてくれます。

まとめ:地震の備えは自分に合った女性ならではの防災グッズを準備して安心

今回は、女性におすすめな地震に備えておきたい防災グッズについてご紹介をしました。
日本は、地震の起こる確率がとても高い傾向にあるため、もしもに備えて日頃から防災グッズを備えて準備をしておくことが重要です。
特に、大地震が発生したときはインフラの停止や物流の途絶えなどで、必要なものを手に入れにくい状態へとなります。
このとき、各自治体から支援物資が提供されることもありますが、あなたに必要な数と物が支給されるとは限りません。
特に、女性ならではのグッズを手に入れることはとても難しいです。
例えば、東日本大震災や熊本地震では、生理用品・衛生用品が満足に支給されず、苦労をされた女性が大勢いました。
こうした状況を避けるためにも、何もない今のうちに備えておくと安心です。
本記事を参考に、あなたの助けとなる女性ならではの防災グッズの備えを検討してみてください。
それでは、今回はこれで以上です。
