瀬戸内海を周遊するクルーズ船ガンツウの料金・船内情報

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    どうも、音無です。

    瀬戸内海の魅力を満喫できる、クルーズツアーを提供している旅行会社は結構多いのですが、その中に「ガンツウ」と名付けられたクルーズ客船が運航しているのをご存じですか?

    私は最近知ったのですが、言葉で表現すると、和風の高級旅館を感じさせる小型豪華客船です。

    大型クルーズ客船のランクで考えると、おそらく最も優雅な船旅を満喫できる「ラグジュアリークラス」の船舶です。

    例えば、外国船籍では「クイーン・エリザベス」がラグジュアリークラスですし、日本船籍で言えば「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」の船が該当すると思います。

    ですので、優雅で至れり尽くせりな船旅を満喫できる一方で、ツアー料金はもの凄く高いです。

    ただ、ツアー料金が高額なのにも関わらずにすぐ完売するほど人気があるそうですよ。

    そこで今回、瀬戸内海を周遊するクルーズ船ガンツウの料金、そして船内情報を調べたのでご紹介します。

    目次

    瀬戸内海を周遊するクルーズ船ガンツウのスペック

    船名ガンツウ
    船籍日本
    運航会社せとうちクルーズ
    就航年月2017年10月17日
    航路瀬戸内海沿岸を周遊
    総トン数3,013トン
    全長81.2m
    全幅13.75m
    航海速力10ノット(約18.5km/h)
    乗客定員38名
    客室数19室
    デッキ数3層

    上記は、クルーズ船ガンツウのスペックになるのですが、大型クルーズ船のように多くの乗客を乗せて運航する前提ではないことがわかります。

    乗客定員が最大38名と非常に少なく、客室数も19室しかありませんからね。

    ただ、乗客定員が少ない分一人に対してのサービスはとても手厚いそうですよ。

    実際に乗船された方の口コミを見てみると、多くの人は「次も乗りたいと思わされる船旅を提供してもらえた!」とのようにコメントされていました。

    確かに、乗船人数が少ないと目が行き届くので、サービスの質は良さそうなイメージはありますね。

    あと、瀬戸内海の風景を楽しみながらのんびり船旅を楽しむことができるとも思います。

    なお、「ガンツウ」とは瀬戸内海でとれる小さな「イシガニ」の愛称だとのこと。

    その小さなカニのように永く愛される存在となれるよう、また瀬戸内海の伝統や文化、自然を豊かな滋味として味わってもらえるようにとの思いを込めて、「ガンツウ」と名付けたそうです。

    クルーズ客船ガンツウの客室情報

    瀬戸内海を周遊する小型クルーズ客船のガンツウですが、どのような客室が設けられているのでしょうか。

    客室は合計19室であることは先でお伝えしましたが、その中で4つの客室タイプに分かれています。

    詳しくは、以下でご紹介をしていきます。

    テラススイート

    まず、クルーズ船ガンツウが設ける客室で最も宿泊料金の安い部屋が、テラススイートになります。

    テーブルに海図を広げて航海に思い馳せる情景をイメージしてつられた部屋だそうで、大きな窓から瀬戸内海を一望することができますよ。

    なお、海面との距離が近いこともあって、海や景色の変化を間近で味わうこともできるようです。

    さらに、海側に浴槽を配したガラス張りのバスルームでは、天候や時間帯に左右されない海と一体感となる感覚を楽しむことができるとのこと。

    テラススイートの部屋をパンフレット上から見ましたが、十分なくらい瀬戸内海のクルーズを満喫できる部屋だと思いました。

    部屋タイプテラススイート
    定員・部屋数2名×14室
    部屋の広さ約50㎡
    ベッドタイプハリウッドツイン
    120㎝×2
    設備ベッドルーム、ソファルーム、テラス、
    バスルーム、トイレ、クローゼット、
    ドレッシングルーム、ミニバー

    テラススイート・露天風呂付き

    テラススイートに露天風呂が付いた部屋で、海を眺めながらお湯につかりくつろぐことができます。

    窓の近くにベッドが配置されているので、瀬戸内海の景色を眺めながら眠ることもできますよ。

    テーブル席からも真っすぐ水平線が望めるのも良いですね。

    この部屋にはヒノキの露天風呂が付いているので、露天風呂に入り瀬戸内海の船旅を満喫したい方におすすめです。

    部屋タイプテラススイート・露天風呂付き
    定員・部屋数2名×2室
    部屋の広さ約50㎡
    ベッドタイプハリウッドツイン
    120㎝×2
    設備ベッドルーム、ソファルーム、テラス、
    バスルーム・露天風呂、トイレ、
    クローゼット、ドレッシングルーム、ミニバー

    グランドスイート

    グランドスイートは4つの客室タイプのうち、最も広いテラス設けた部屋です。

    テラスには露天風呂とデイベッドが備えてあり、お湯につかりながら、あるいはデイベッドでくつろぎながら瀬戸内海を一望することができます。

    もちろんベッドで横になりながら海や島、そして行き交う漁船などを眺めることもできますよ。

    テラスでくつろぎながら瀬戸内クルーズを満喫したい場合、グランドスイートなら問題なくガンツウでの船旅を満足できるはずです。

    部屋タイプグランドスイート
    定員・部屋数2名×2室
    部屋の広さ約80㎡
    ベッドタイプハリウッドツイン
    120㎝×2
    設備ベッドルーム、ソファルーム、テラス(デイベッド)、露天風呂、トイレ、クローゼット、ドレッシングルーム、シャワールーム、ミニバー

    ザ ガンツウスイート

    ガンツウで1室しかないザ ガンツウスイートの部屋で、船首の前方を独占することができます。

    ザ ガンツウスイートはデッキ2階に設けられているのですが、進行方向の景色を一望できるのは嬉しいですね。

    しかも、唯一進行方向の景気を一望できる部屋だそうなので、とても贅沢なひと時を味わうことができるはずです。

    なお、船首の景色に浸ることのできるテラスを2か所設けているとのこと。

    一つは露天風呂、もう一つのテラスにはソファを備えているそうですよ。

    室内のどこからでも瀬戸内海の景色を一望できるので、間違いなく良い思い出となる船旅を楽しむことができそうです。

    部屋タイプザ ガンツウスイート
    定員・部屋数2名×1室
    部屋の広さ約90㎡
    ベッドタイプハリウッドツイン
    120㎝×2
    設備ベッドルーム、ソファルーム、テラス(デイベッド)、露天風呂、トイレ、クローゼット、ドレッシングルーム、シャワールーム、ミニバー

    クルーズ客船ガンツウの船内施設

    ガンツウに設けられた4つの客室タイプを上記でご紹介しましたが、正直どの部屋で宿泊しても満足できると思います。

    それくらい充実できる設備を備えた部屋であったと個人的に思うわけですが、そうなると船内にある施設も気になるところです。

    このとき、どのような施設が船内にあって、どのようなサービスを提供してもらえるのかをご紹介していきます。

    食事

    クルーズ旅行の醍醐味の一つと言えば、やはり船上での食事ではないでしょうか。

    日常では味わうことのできない食事を楽しむことができるので、より船旅を満喫できるものです。

    なお、ガンツウによるお食事は「お好きなものを、お好きなだけ。」を基本としているそうですよ。

    これは期待できると思います。

    【和食】

    まずは和食からになるのですが、一期一会の食材が持つ一瞬の味わい、素朴さ、美しさを丁寧に調理してくれます。

    一人ひとりの好みに合わせた献立をつくり調理してもらえるので、誰もが満足できる食事を楽しむことができそうです。

    朝食午前7時~午前10時
    昼食午前12時~午後2時
    夕食午後5時30分~午後8時30分

    【洋食】

    ガンツウでは洋食も提供しているので、好みに合わせて和食と一緒に食事を楽しむことができます。

    ちなみに、「素」を大切にシンプルかつ丁寧に調理するのがガンツウの洋食だそうですよ。

    丁寧に作り上げるオリジナルカレーやカニクリームコロッケなど、懐かしくも定番なメニューを用意してもらえます。

    朝食午前7時~午前10時
    昼食午前12時~午後2時
    夕食午後5時30分~午後8時30分

    【鮨】

    ガンツウでは海を眺めながら鮨を食べることのできるカウンターが設けられています。

    なお、6席しかない鮨カウンターなので、一人ひとりにあったペースでよく味わいながら鮨を食べることができるようです。

    鮨については地元でとれた旬の魚介を中心に、せとうちならではの鮨を堪能できるとのこと。

    ちなみに、ガンツウで鮨を握る大将に会うために乗船しているリピーターもいるそうです。

    それほど満足できる鮨を提供してもらえるのであれば、いざ乗船したときは期待できそうですね。

    座席6席
    昼食午前12時~午後2時
    夕食午後5時30分~午後8時30分

    カフェ&バー

    10席のみのU字バーカウンターを採用したカフェ&バーでは、柑橘のフレッシュジュースやコーヒー、そしてオリジナルのカクテルを飲むことができます。

    読書や会話を楽しみながらゆっくりくつろげるようなので、休憩がてら利用するのもいいですね。

    座席10席
    OPEN午前7時~午11時

    ラウンジ

    船尾にはラウンジが設けられているのですが、なんと和菓子を味わうことができるようです。

    このとき、和菓子は目の前で一から作ってもらえるので、味だけでなく仕上がるまでの工程も楽しむことができます。

    なお、和菓子に合わせて煎茶、抹茶、珈琲も提供してもらえるようです。

    せとうちの文化の本や写真集があるようなので、和菓子を楽しみながら歴史を学ぶことができそうです。

    座席18席
    OPEN午前7時~午後10時

    スパエリア

    ガンツウにはスパエリアがあり、ドライサウナとスチームサウナ付きの浴場(日替わり)で汗を流すことができます。

    各部屋にもお風呂は付いていますが、広い浴場で瀬戸内海を眺めつつお湯につかるのもいいですね。

    あと、スパエリアにはジムも完備しているので、軽い運動の後に大浴場で汗を流すこともできます。

    さらに、彫刻リンパと整体のトリートメントルームもあるとのこと。

    これはもう至れり尽くせりです。

    オープンデッキ

    オープンデッキは広々としていて、日の出や月夜などを眺めることができます。

    ちなみに、ツアーのプランによっては音戸の瀬戸や瀬戸大橋を通り抜ける瞬間を見ることがでますよ。

    あと、早朝はヨガや太極拳をオープンデッキでおこなっているようなので、参加するとリラックスできそうです。

    縁側

    ガンツウには客船に珍しい縁側があるようです。

    ヒノキで作られた背もたれもあるので、瀬戸内海や通過していく島々の景色を眺めながら過ごすのによさそうです。

    瀬戸内海の周遊クルーズを楽しめるガンツウの宿泊料金

    上記でご紹介した内容をまとめますと、ガンツウに乗船すると最高の贅沢を味わいながら、瀬戸内海を周遊するクルーズを楽しむことができると思われます。

    ただ、ここで気になるのはガンツウのクルーズ料金です。

    冒頭でも触れましたが、ガンツウは優雅で至れり尽くせりな船旅を満喫できる、ラグジュアリークラスの豪華客船に該当します。

    ですので、決してツアー料金は安くありません。

    具体的に、ガンツウは広島県尾道市にあるベラビスタマリーナから出港・帰港をしており、発着場所を中心に「西回り」「中央」「東回り」の航路でツアーを提供しています。

    このとき、ツアー内容と航路によって料金も大きく異なるのですが、それでもテラススイート2泊3日のプランで「40万円~」の価格でツアーを提供しているのを確認しました。

    このほか、2泊3日のテラススイートで「大人2名1室100万円」のプランなど、それよりも高い価格で提供しているプランもあります。

    もちろん、料金に見合ったサービスは提供してくれるようです。

    実際に、ガンツウへ乗船した人たちの口コミを確認したところ、とても満足されていましたし、中には数回乗船しているリピーターもいました。

    決して安くはないのですが、それでも評判がよくリピーターもたくさんいるということは、それだけの価値があるということなのかもしれませんね。

    ガンツウでは至福の時間を過ごしながら瀬戸内海クルーズを楽しめる

    ガンツウの瀬戸内海クルーズですが、正直なところ料金だけで考えれば非常に高いと感じる人は少なくないと思います。

    私自身、最初にツアー料金を確認したとき「2泊3日で40万円!?」なんて思いましたから。

    ただ、ガンツウに乗船することで美味しい食事を提供してもらえ、きめ細やかな心遣いや親切なサポートもしてもらえるそうです。

    そのため、優雅な瀬戸内海のクルーズを楽しむことができたと口コミに言葉を残す人が多く、私が確認した限りでは後悔している人もいなさそうでした。

    「周りにも薦めようと思います」や「今回で3回目の乗船です!」などの口コミも確認できたので、ツアー料金は高くとも人気はあるとうかがえます。

    とは言え、実際のところ自分自身が体験してはじめてその真実が分かるものです。

    ですので、ガンツウが提供する瀬戸内海を周遊するクルーズを体験してみたい場合は、特別な日や自分へのご褒美として乗船してみてはいかがでしょうか。

    あなたに合った最高のおもてなしをしてくれるとともに、至福の時間を過ごしながら瀬戸内海クルーズを楽しめるはずです。

    それでは、今回はこれで以上です。

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