どうも、音無です。
「クルーズ旅行をしてみたい!」と考えたとき、飛鳥Ⅱのクルーズ客船を思い浮かべる人は意外と多いようです。
飛鳥Ⅱは日本船籍で最大のクルーズ客船なわけですが、一人旅やカップルに家族でなど、どのような条件でも希望にしっかり応えてくれるので、リピーターがとても多く人気があります。
ちなみに、飛鳥Ⅱでは国内旅行を中心としたツアーが豊富にあり、1泊からでも楽しめるワンナイトクルーズや2~3泊のショートクルーズもあるので、忙しい方でも船旅を楽しむことができますよ。
なお、100日以上をかけて航海する世界一周ツアーもあるようで、さまざまな条件に応じたクルーズを満喫することができます。
こうした魅力ある飛鳥Ⅱのクルーズ客船ですが、せっかく旅行を楽しむなら船内での食事やイベントなど、気になる方は多いはず。
そこで、クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」の客室・船内施設について調べたのでご紹介をしていきたいと思います。
もし乗船することを検討しているのであれば、ぜひご参考にしてみてください。
クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」のスペック・デッキプラン情報

船名 | 飛鳥Ⅱ |
船籍 | 日本 |
運航会社 | 郵船クルーズ |
就航年月 | 建造:1990年7月 2006年3月 2020年改修 |
総トン数 | 50.444トン |
全長 | 241m |
全幅 | 29.6m |
航海速力 | 21ノット(約38.8km/h) |
乗客定員 | 872名 |
乗組員 | 490名 |
客室数 | 436室 |
喫水 | 7.8m |
デッキ | 12層 |
飛鳥Ⅱは郵船クルーズが所有するクルーズ船で、日本船籍において最大の客船となります。
船内には客室をはじめとしたレストラン、ショッピングエリア、娯楽施設などが設けられているので、快適な船旅を満喫することができますよ。
なお、冒頭でもお伝えしましたが、飛鳥Ⅱで世界一周クルーズを楽しむことも可能です。
デッキプラン
次に、上記画像が飛鳥Ⅱ船内の見取り図となるデッキプランになります。
レストランや娯楽施設などがあるデッキを確認することができるわけですが、ここで面白いのが客室を設けている箇所です。
基本的にクルーズ船は「内側タイプ」と「海側タイプ」の客室を設けていて、内側タイプの部屋だと窓がないので外を見ることができません。
ただ、飛鳥Ⅱでは客室のすべてが海側に面しているので、どの部屋で予約しても海の景色を眺めることができるんですよ。
なので、どの部屋で予約しても最初から外の景色を見ることができるのは嬉しいですね。
飛鳥Ⅱの客室
飛鳥Ⅱのクルーズ船は、すべての客室が海側に面しているわけですが、どのような部屋が設けられているのかは意外と気になるところです。
条件に適した部屋でないと、快適な船旅を満喫することはできませんからね。
そこで、飛鳥Ⅱではどのような客室が設けられているのかをご紹介していきます。
時期によって内装が多少異なる場合もありますが、参考にしてみてください。
F/Kステート
まずは、F/Kステートの客室からですね。
Fステートが7デッキに、Kステートは7・8デッキに設けられています。
視界が遮られる部屋もあるのですが、全室窓が付いているので海の景色を眺めることができますよ。
あと、全室バスタブ付きなので、お湯につかることも可能です。
船内泊で欠かせない設備が一通りそろっているので、安心して船旅を満喫することができます。
部屋タイプ | F/Kステート |
定員 | 2名 |
部屋の広さ | 18.4㎡ |
ベッド | ツインベッド W90×L200cm |
【客室内設備】
バスタブ | シャワー | トイレ |
ドライヤー | バスアメニティ | テレビ |
冷蔵庫 | クローゼット | 金庫 |
D3ディートリプル
ソファベッドを使用すると最大3名まで利用可能な、D3ディートリプルの客室です。
部屋には2つの窓が付いているので、天気がいいと室内に光を取り入れることができます。
2か所から海の景色を眺めることができるのもいいですね。
光を取り入れることのできる部屋で船旅を満喫したい方におすすめです。
部屋タイプ | D3ディートリプル |
定員 | 2~3名 |
部屋の広さ | 22.9㎡ |
ベッド | ツインベッド W90×L200cm |
【客室内設備】
バスタブ | シャワー | トイレ |
ドライヤー | バスアメニティ | テレビ |
冷蔵庫 | クローゼット | 金庫 |
ソファベッド | ― | ― |
D/Eバルコニー
バルコニーが付いたD/Eバルコニーの客室になります。
窓ではなくバルコニーが付いた部屋なので、すぐに外に出て海風にあたりながら海の景色を一望できますよ。
外の景色を眺めることのできるデッキへ足を運ぶ必要がないのはいいですね。
バルコニーの付いた部屋で船旅を楽しみたい方には、D/Eバルコニーの客室を選ぶと快適で特別な時間を過ごせるはずです。
部屋タイプ | D/Eバルコニー プライベートバルコニー付 |
定員 | 2名 |
部屋の広さ | 22.9㎡ |
ベッド | ツインベッド W90×L200cm |
【客室内設備】
バスタブ | シャワー | トイレ |
ドライヤー | バスアメニティ | テレビ |
冷蔵庫 | クローゼット | 金庫 |
Cスイート
リビングエリアにベッドとソファーを備えたCスイートルームの客室です。
部屋に広さがあるので快適にくつろぐことができて、バルコニーへ出れば外の景色を眺めることができます。
なお、Cスイートから特典が付くので、より快適に船旅を満喫することができますよ。
【スイート特典(追加代金不要)】
■乗船時に客室にてウェルカムスパークリングワイン、お菓子を用意。
■客室でメインダイニングでの食事を楽しめるインルームダイニングサービス。
■ソフトドリンク・お茶類のルームサービス。
■冷蔵庫にビール・ジュース・お茶・水を用意。
部屋タイプ | Cスイート プライベートバルコニー付 |
定員 | 2~3名 |
部屋の広さ | 33.5㎡ |
ベッド | ツインベッド W90×L200cm |
【客室内設備】
バスタブ | シャワーブース | トイレ |
ドライヤー | バスアメニティ | テレビ |
冷蔵庫 | ウォークインクローゼット | 金庫 |
リビングエリア | ― | ― |
Aアスカスイート
広々としたリビングエリアのあるAアスカスイートの客室です。
部屋の面積にゆとりがあるので、ゆったりとしたクルーズ旅行を満喫することができます。
バスルームにも余裕ある広さがあるので、疲れを癒しながらしっかりくつろぐことができるはずです。
なお、アスカスイート限定の特典もありますよ。
【アスカスイート特典(追加代金不要)】
■乗船時に客室にてウェルカムスパークリングワイン、お菓子を用意。
■客室でメインダイニングでの食事を楽しめるインルームダイニングサービス。
■ソフトドリンク・お茶類のルームサービス。
■冷蔵庫にビール・ジュース・お茶・水を用意。
■その他、アスカスイート限定の特典あり。
部屋タイプ | Aアスカスイート プライベートバルコニー付 |
定員 | 2~3名 |
部屋の広さ | 45.8㎡ |
ベッド | ツインベッド W90×L200cm |
【客室内設備】
バスタブ | シャワーブース | トイレ |
ドライヤー | バスアメニティ | テレビ |
冷蔵庫 | ウィークインクローゼット | 金庫 |
バスローブ | 双眼鏡 | リビングエリア |
W和洋スイート
和とモダンを兼ね備えたW和洋スイートの客室です。
落ち着いた和の雰囲気と洋室を兼ね備えた日本仕様の客室で、なんと飛鳥Ⅱにおいて2部屋限定のスペシャルルームのようですよ。
室内にはミラーディスプレイテレビとミニシンクが設置されており、バスルームは洗い場もあるので快適に過ごしやすくなっています。
とても広々とした部屋なので、満足できる船旅を送ることができること間違いなしです。
【和洋スイート特典(追加代金不要)】
■乗船時に客室にてウェルカムスパークリングワイン、お菓子を用意。
■客室でメインダイニングでの食事を楽しめるインルームダイニングサービス。
■ソフトドリンク・お茶類のルームサービス。
■冷蔵庫にビール・ジュース・お茶・水を用意。
■その他、和洋スイート限定の特典あり。
部屋タイプ | W和洋スイート プライベートバルコニー付 |
定員 | 2~3名 |
部屋の広さ | 45.8㎡ |
ベッド | ツインベッド W90×L200cm |
【客室内設備】
バスタブ | シャワー | トイレ |
ドライヤー | バスアメニティ | ミラーディスプレイテレビ |
冷蔵庫 | ウィークインクローゼット | 金庫 |
バスローブ | 双眼鏡 | リビングエリア |
浴衣(大人用) | バスルーム 洗い場付き | ― |
Sロイヤルスイート
飛鳥Ⅱで4室しかない、Sロイヤルスイートの客室です。
Sロイヤルスイートは最も豪華な客室で、リビング・ベッドルーム・バスルームがそれぞれ独立した部屋となっています。
リビングルームにはダイニングテーブルがあるのでゆっくり食事をすることができ、バスルームでは窓越しに海を眺めながらお湯につかりくつろぐことができますよ。
なお、ルームサービスも利用できるので、天気の良い日はバルコニーで食事をするのもいいと思います。
潮風を感じながら至福の時間を過ごすことができるはずです。
どのようなクルーズコースであっても、Sロイヤルスイートの部屋であれば良い思い出になること間違いなしです。
【Sロイヤルスイート特典(追加代金不要)】
■乗船時に客室にてウェルカムスパークリングワイン、お菓子を用意。
■客室でメインダイニングでの食事を楽しめるインルームダイニングサービス。
■無料宅配サービス(ワンナイトクルーズ、海外乗下船を除く)。
■海彦メニューを含むルームサービスメニューに掲載の食事、及び客室内のソフトドリンク、アルコールのすべて。
■クリーニングサービス(ワンナイトクルーズを除く)。
■室内専用パソコンサービス
■その他、Sロイヤルスイート限定の特典あり。
部屋タイプ | Sロイヤルスイート プライベートバルコニー付 |
定員 | 2~3名 |
部屋の広さ | 88.2㎡ |
ベッド | ツインベッド W100×L200cm |
【客室内設備】
バスルーム 洗い場付き | ジェットバスタブ | シャワー |
ゲスト用トイレ | バスアメニティ | バスローブ |
浴衣(大人用) | テレビ リビングルーム・寝室 | DVD・ブルーレイプレーヤー |
CDプレーヤー | ノートパソコン | プリンター |
ダブルシンク洗面台 | リビングルーム | ウォークインクローゼット |
スキンケア用品 | コーヒーメーカー | 冷蔵庫 |
金庫 | 双眼鏡 | セパレートベッドルーム |
クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」の船内施設
クルーズ船へ乗る楽しみは海上で過ごすひと時の時間ですが、娯楽施設を利用するのも楽しみの一つです。
このとき、飛鳥Ⅱではどのような娯楽施設を設けているのか気になる人は多いと思います。
そこで、飛鳥Ⅱにはどのような施設を船内に設けているのかを、一部ご紹介していきます。
レストラン&バー

クルーズ船での食事を楽しみにしている人はとても多く、また魅力の一つ言っても過言ではありません。
飛鳥Ⅱではレストランをはじめ、カフェ、寿司、バー、クラブなどが設けられています。
例えば、エレガントな空間で食事を楽しむことのできるメインダイニングや、ビュッフェスタイルで朝食・昼食を取ることのできるカジュアルレストラン。
英国風の気品あるインテリアが飾られたバーなど、他にも食事やお酒を楽しむことのできるレストラン&バーがありますよ。
どれも個性豊なので、飛鳥Ⅱでの船旅を満足しつつ優雅な時間を楽しむことできると思います。
スポーツ&リラクゼーション

クルーズ客船にほとんどある施設と言えば、プールとフィットネスセンターです。
もちろん飛鳥Ⅱにもある施設で、陽射しを浴びながら広々としたプールでスイミングを楽しむことができます。
プールサイドにはデッキチェアがあるので、プールに入らなくてもくつろぎながらカクテルを飲むのも良いですね。
もし軽い運動をしたい場合は、フィットネスセンターでトレーニングマシーンを利用することができます。
専用のインストラクターからサポートをしてもらえるので、安心して利用できますよ。
その他、有料施設にはなりますが、サロン&スパもあるので、ヘアケア・スキンケアをすることができます。
一人ひとりのコンディションに合わせてカウンセリングを行い、ボディートリートメントからヘアスタイリング、メイク、ネイルなどをしてもらえます。
性別に関係なく利用できるので、健康づくりに利用してみるのもいいですね。
エンターテインメント&カルチャー

ショー、コンサート、映画などが楽しめる施設も飛鳥Ⅱの船内には設けてあります。
シューであれば、飛鳥Ⅱ限定で上演されているオリジナルのプロダクションショーや、ゲストエンタテイナーによる本格的なステージを楽しめます。
映画では、新旧の名作から話題作まで、数々の映画を大スクリーンで鑑賞可能です。
優れた音響効果を備えているので、映画館と同じような環境で楽しむことができますよ。
その他には、カジノ、図書室、ブックラウンジなど、個人にあった娯楽施設で船上での時間を過ごすことができます。
ショップ

お土産やオリジナルグッズを購入したいときは、ショッピングエリアにて豊富に商品が取り揃えられています。
例えば、オリジナルのお菓子やぬいぐるみ、日用品を取り揃えるショップもあれば、装飾品・皮革製品・ジュエリー・腕時計を揃えるセレクトショップもあります。
カジュアルなTシャツ・ポロシャツ・ブラウスなどを幅広く揃えたショップもあるので、ウインドウショッピングとして訪れても楽しめるはずです。
飛鳥Ⅱへ乗船した記念品となる商品も取り揃えているので、実際に乗る機会があれば足を運ぶことをおすすめします。
クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」によるクルーズの楽しみ方

飛鳥Ⅱには様々な魅力があるのですが、どのようなクルーズコースを提供しているのでしょうか。
クルーズ客船へ乗船する旅行は「高い!」や「長く時間をとれない…」と考えがちになるのですが、飛鳥Ⅱでのクルーズはリーズナブルな価格と期間でのコースも提供しています。
具体的には、「ワンナイトクルーズ」「シュートクルーズ」「ミドルクルーズ」「世界一周・グランドクルーズ」のコースが用意されています。
このとき、世界一周クルーズであれば旅行期間が長くなるので、当然ながら料金はとても高額です。
何より、100日以上のクルーズとなるので、ほとんどの人は現実的に難しいですよね…。
ただ、ワンナイトクルーズやショートクルーズであれば、クルーズ代金もリーズナブルで期間も1泊2日や3泊4日となるので、とても参加しやすいと思います。
食事、船内施設、観光などを飛鳥Ⅱに乗船して手軽に楽しめるので、満足できる船旅を経験することができますよ。
もちろん時間のある人は、ミドルクルーズや世界一周クルーズに参加してみるのもありです。
ミドルクルーズでは北海道、沖縄、ねぶた祭などのイベントクルーズを楽しむことができますし、世界一周であれば時間をかけて様々な国々を観光することができます。
一人ひとりに合ったコースと代金設定でクルーズツアーを提供しているので、お手軽に飛鳥Ⅱへ乗船することが可能です。
クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」のまとめ

飛鳥Ⅱのクルーズ客船は日本船籍の中でも最大の客船となるのですが、実際に乗船したことのない人でも船名を聞いたことのある人はとても多い傾向にあります。
このとき、飛鳥Ⅱへ乗船するクルーズは「優雅な船旅を満喫できそうだけど、きっと高額なんだろうなぁ~」と思われがちです。
実のところ私もそうだと思っていたのですが、実際には自分に合ったクルーズ期間と代金設定が意外とたくさんあることが分かりました。
例えば1泊2日のワンナイトクルーズや、3泊4日のショートクルーズもあります。
クルーズ代金も1泊1万円台からのコースもあるので、現実的に飛鳥Ⅱへ乗船できないわけでもないですよ。
なので、はじめてだけど飛鳥Ⅱへ乗船してクルーズ旅行を楽しんでみたいと考えているのであれば、自分に合ったコースがあるかを探してみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたに適したクルーズコースを見つけることができるはずです。
なお、新たな情報の更新も考えられるため、詳しくは「ASUKA CRUISE」の公式サイトをご覧ください。
■ASUKA CRUISE 公式サイト⇒「https://www.asukacruise.co.jp/」
ちなみに、ベストワンクルーズでは様々なクルーズ船情報を確認できますよ。
それでは、今回はこれで以上です。